高野町議会 > 2010-03-15 >
平成22年第1回定例会(第3号 3月15日)

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  1. 高野町議会 2010-03-15
    平成22年第1回定例会(第3号 3月15日)


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    平成22年第1回定例会(第3号 3月15日)                   平成22年            第1回高野町議会定例会会議録(第3号)        第7日(平成22年3月15日 月曜日)          午前10時40分 開会     第 1 議案第 9号 高野町国民健康保険税条例の一部を改正する条例につい                て     第 2 議案第10号 高野町消防本部手数料条例の一部を改正する条例につい                て     第 3 議案第11号 高野町火災予防条例の一部を改正する条例について     第 4 議案第12号 高野町学校給食共同調理場設置及び管理条例の全部を改                正する条例について     第 5 議案第13号 高野町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例に                ついて     第 6 議案第14号 高野町辺地対策総合整備計画の策定について     第 7 同意第 1号 高野町富貴財産区管理委員の選任につき同意を求めるこ                とについて     第 8 議案第15号 平成22年度高野町一般会計予算について
    3 出席議員(10名)    1番 東久保 秀 人         3番 目 黒 寿 典    4番 所   順 子         5番 木 瀬 武 治    6番 北 岡 三 於         7番 平 野 一 夫    8番 﨑 山 文 雄         9番 西 山 茂 之   10番 池 田 聖 三        11番 西 辻 頼 数 4 欠席議員(1名)    2番 負 門 俊 篤 5 事務局職員出席者   事務局長      山 本 剛 久   書記        崎 山 典 儀 6 説明のため出席した者の職氏名   町長職務代理者   高 橋 寛 治   教育長       山 口 浩 司   会計管理者     中 平 光 夫   総務課長      前 西 一 雄   企画課長      佐 古 典 英   健康推進課長    阪 田 圭 二   環境整備課長    今 井 俊 彦   富貴支所長     竹 田 一 司   消防長       門 谷 好 純   教育次長      辻 本   一   病院事務長     上 江 良 幸                午前10時40分 開会 ○議長(東久保秀人) これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  3月12日の会議に引き続き、議案第9号の議事を進行します。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) これで討論を終わります。  これから議案第9号、高野町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを採決します。  この採決は起立によって行います。  議案第9号、高野町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。 〇議員(賛成者起立) ○議長(東久保秀人) 起立多数です。  したがって議案第9号、高野町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。  日程第2、議案第10号、高野町消防本部手数料条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  門谷消防長。 ○消防長(門谷好純) 議案第10号、高野町消防本部手数料条例の一部を改正する条例について。  高野町消防本部手数料条例(昭和55年高野町条例第14号)の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求める。  平成22年3月9日提出  高野町長職務代理者 高野町副町長 高 橋 寛 治  提案理由。  和歌山県より権限移譲された「火薬類取締法」「高圧ガス保安法」「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」に基づく事務が平成22年4月1日から施行されることに伴い、これらの事務手数料を加え、現行の高野町消防本部手数料条例の一部を改正し、所要の整備を図る。  高野町消防本部手数料条例の一部を改正する条例。  高野町消防本部手数料条例(昭和55年高野町条例第14号)の一部を次のように改正する。  第1条を次のように改める。  (趣旨)  第1条 地方自治法(昭和22年法律第67号)第227条による手数料については、この条例の定めるところによる。  第2条第1項を次のように改める。  手数料を徴収する事務の種類及びその金額は、次の各号に掲げる事務の種類の区分に応じ、当該各号に定める金額とする。  同条第1項第1号を次のように改める。  (1)消防法(昭和23年法律第186号)に関する申請、別表第1(第2条関係)消防関係手数料に定める額。  同条第1項第5号を第8号とし、同号の前に次の3号を加える。  (5)火薬類取締法(昭和25年法律第149号)に関する申請、別表第2(第2条関係)火薬類取締法関係手数料に定める額。  (6)高圧ガス保安法(昭和26年法律第204号)に関する申請、別表第3(第2条関係)高圧ガス保安関係手数料に定める額。  (7)液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(昭和42年法律第149号)に関する申請、別表第4(第2条関係)液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律関係手数料に定める額。  別表中「別表」を「別表第1(第2条関係)消防関係手数料」とし、同表の次に次の3別表を加える。  続きまして、別表がございますが、たくさんございますので朗読を省略させていただきます。  別表第2、火薬類取締法関係、これが1ページございます。  別表第3、高圧ガス保安法関係。これが8ページございます。  別表第4、液化石油ガスの保安の確保、これが3ページございます。  附則、この条例は平成22年4月1日から施行する。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(東久保秀人) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  9番、西山君。 ○9番(西山茂之) この条例改正案が提案されましたんですが、少し納得しかねるところがありますので、説明いただけたらありがたいと思います。  この申請手数料の金額の値上げというふうに簡単に言うたらなると思うんですが、この届け出類は今までは全部都道府県知事に申請し、許可いただいたものであって、それの調査に対しては県事務所ですか、保安協会がそれの調査に来たわけですが、この法律改正によりまして、高野町に権限移譲されたとございますが、高野町の消防署で全部これを引き受けするのでございましょうか。その辺の取り扱いの部分について説明いただけたらありがたいと思います。  また、署の設置されていない町村では、いかがするのですか、お聞きします。 ○議長(東久保秀人) 門谷消防長。 ○消防長(門谷好純) まず1点目のあれですけども、これは値上げでも何でもございません。これは今まで県の方にありましたやつを町村に権限移譲ということで下りてきた懸案でございます。よって、今まで県がやっとったことを、今度はうちの方の消防本部でやることになりました。ここへ載ってます届け出とか申請とかというのは全部今度はうちの方に権限移譲になります。  ただ、この消防本部のない市町村におかれましてはどないするかというのは、うちは権限移譲した方と違いますんで、多分町村の方か何ぞや移譲されると思いますけども。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 9番、西山君。 ○9番(西山茂之) この条例に関しては全部高野町の消防署に移譲されたという文面どおりだということでございます。  それでしたら、この一番表のページの提案理由のところの3行目に、これらの事務手数料を加えとありますが、何に加えていくんか、何か追加があるような感じに文面を書かれておるわけでございますが、ちょっとこれ文面が違うんじゃないですか。加えということでしたら、後から、おい、また追加するぞと、今の県の認可料金の上へ町の手数料を加えていくぞというふうにとれますので、この辺の御説明をいただけたらありがたいと思いますが。 ○議長(東久保秀人) 門谷消防長。 ○消防長(門谷好純) あくまでこの提案理由の説明のとこの文章というのは、わかりやすいように一応つけ加えさせていただいてる文章でございます。よってうちの方、もともと手数料条例というのが、条例を見てもろうたらわかりますとおりたくさんございます。その中へこの3件をつけ加えるということです。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 9番、西山君。 ○9番(西山茂之) ありがとうございます。了解したんですけども、でもこれこの文面を見ますと、これらの事務手数料を加えとありますよってに、ちょっと文が違うんじゃないかな、料金を加えるというふうにとれますので、その辺、今度から書く文についてはもう少し検討していただけたらありがたいと思います。  わかりました。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) 討論なしと認めます。  これから、議案第10号、高野町消防本部手数料条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。  したがって、議案第10号、高野町消防本部手数料条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。
     日程第3、議案第11号、高野町火災予防条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  門谷消防長。 ○消防長(門谷好純) 議案第11号を説明します。  高野町火災予防条例の一部を改正する条例について。  高野町火災予防条例(昭和37年高野町条例第6号)の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求める。  平成22年3月9日提出  高野町長職務代理者 高野町副町長 高 橋 寛 治  (提案理由)  平成20年10月に発生した大阪府浪速区の個室ビデオ店火災を踏まえ、総務省消防庁において検討されていた「予防行政のあり方に関する検討会」において、平成21年6月に個室ビデオ店等防火安全対策について報告書が取りまとめられたことから、火災予防条例について所要の改正を行うものである。  本条は個室型店舗の遊興の用に供する個室に外開き戸が設けられ、避難通路に面するものにあっては、当該避難通路における避難障害を防止するため、当該外開き戸は開放した場合において自動的に閉鎖するものとする改正でございます。  高野町火災予防条例の一部を改正する条例。  高野町火災予防条例(昭和37年高野町条例第6号)の一部を次のように改正する。  第49条の2の次に次の1条を加える。  (個室型店舗の避難管理)  第49条の3  カラオケボックス、インターネットカフェ、漫画喫茶、テレフォンクラブ個室ビデオその他これらに類するもの(以下「個室型店舗」という。)の遊興の用に供する個室(これに類する施設を含む。)に設ける外開き戸のうち、避難通路に面するものにあっては、開放した場合において自動的に閉鎖するものとし、避難上有効に管理しなければならない。ただし、避難の際にその開放により当該避難通路において、避難上支障がないと認められるものにあっては、この限りではない。  附則。  (施行期日)  1、この条例は、平成22年4月1日から施行する。  (経過措置)  2、この条例の施行の際、現に存する個室型店舗または現に新築、増築、改築、移転、修繕もしくは模様がえの工事の個室型店舗のうち、改正後の高野町火災予防条例第49条の3の規定に適合しないものに係る個室(これらに類する施設を含む。)に設ける避難通路に面する戸の基準については、同条の規定は平成23年3月31日までの間は、適用しない。  3、前条において避難上支障がないと認められる場合の指導基準については、次のとおりとする。  (1)個室の外開き戸を開放した場合において自動的に閉鎖しないものについては、当該避難通路の幅員を狭めないような構造とし、避難上有効に管理されているものであること。  (2)個室型店舗であって、個室の外開き戸を開放した場合において自動的に閉鎖しないものについては、片側に個室がある場合の外開き戸と通路内の壁との有効幅、また両側に個室がある場合の外開き戸と外開き戸との有効幅は、それぞれおおむね60センチメートル以上を確保できるものであること。  後ろに一部改正の新旧対照表がついております。  なお、高野町においてはこの類する店舗はございません。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(東久保秀人) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) 質疑なしと認めます。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) 討論なしと認めます。  これから、議案第11号、高野町火災予防条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。  したがって、議案第11号、高野町火災予防条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。  日程第4、議案第12号、高野町学校給食共同調理場設置及び管理条例の全部を改正する条例についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  辻本教育次長。 ○教育次長(辻本 一) 朗読させていただきます。  議案第12号、高野町学校給食共同調理場設置及び管理条例の全部を改正する条例について。  高野町学校給食共同調理場設置及び管理条例(昭和61年高野町条例第16号)の全部を改正したいので地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求める。  平成22年3月9日提出  高野町長職務代理者 高野町副町長 高 橋 寛 治  (提案理由)  管内の給食を一括調理し、効率を図るための条例整備を行うものでございます。  めくっていただきまして、高野町学校給食センター設置及び管理条例。  高野町学校給食共同調理場設置及び管理条例(昭和61年高野町条例第16号)の全部を改正する。  (設置)  第1条、学校給食法(昭和29年法律第160号)の規定に基づき、高野町立学校における学校給食の調理等の業務を一括処理するため、高野町学校給食センター(以下「給食センター」という。)を設置する。  2、非常災害並びに特別の事情がある場合には、前項の規定にかかわらず調理等の業務を処理することができる。  (名称及び位置)  第2条、給食センターの名称及び位置は、次のとおりとする。  (1)名称、高野町学校給食センター。  (2)位置、高野町大字高野山26番地の2。  (管理運営)  第3条、給食センターは、高野町教育委員会(以下「教育委員会」という。)が管理運営する。  (職員)  第4条、給食センターに必要な職員を置く。  (学校給食運営協議委員会)  第5条、教育委員会の諮問に応じ、給食センターの運営を適正かつ円滑に行うため、学校給食運営協議委員会を置く。  (委任)  第6条、この条例に定めるもののほか、給食センターの管理及び運営に関し必要な事項は教育委員会規則で定める。  附則  1、この条例は平成22年4月1日から施行する。  後ろに新旧対照表をつけさせていただいております。参考によろしくお願いいたします。 ○議長(東久保秀人) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  4番、所君。 ○4番(所 順子) ちょっと一つ訳を聞かせていただきたいんですけれども、入札に3社ありましたんですけれども、ミストラルが辞退してきた理由をお聞かせいただきたいです。 ○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。 ○教育次長(辻本 一) 辞退してきた理由でございます。その入札に関して仕様等条件を提供します。それで会社でもちろん調整、積算して、やっぱり参入することは無理ということで御辞退されたと思ってございます。 ○4番(所 順子) いつですか。 ○教育次長(辻本 一) 日については、プロポーザルの前になります。 ○4番(所 順子) 何月何日。 ○教育次長(辻本 一) 12月の20日以前ですが、日程につきまして後で御報告させていただきます。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) 1件お尋ねをいたしたいと思います。  この給食センターは学校教育とはちょっと別の要素を持っておられると思うんですけれども、教育長並びに次長におかれましては、学校教育の関係に専念しなければならないとこんなふうに思うわけですけれども、給食センターにおいては専属の職員というんですか、これを担当する職員という方を就任のような形で置かれるのかどうか、お尋ねをいたします。 ○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。 ○教育次長(辻本 一) 給食センターの管理は教育委員会になりますので、給食センター長、それから栄養士の方は配置して、こちらで管理することになります。 ○議長(東久保秀人) 8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) そういう簡単なもんじゃなくて、具体的に給食センター長というのは、教育長でもない、次長でもない方ですか。専属の職員を置くということでは、給食センターの係長とかという、そんなような形で設置されるんではないんですか。もう教育次長が担当されるわけですか。 ○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。 ○教育次長(辻本 一) 従来どおりの運営になります。調理の方を委託させていただくということでございます。 ○議長(東久保秀人) 8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) 教育長、もうちょっと具体的に、実態はどんな形になるのか、ちょっと見えにくいところがありますので、お願いします。 ○議長(東久保秀人) 山口教育長。 ○教育長(山口浩司) 今の8番議員のお答えなんですけども、給食センター、従来から辻本教育次長給食センター長という、給食センターの管理運営の長として務めていただいております。これにつきましては今後もかわりございません。  ただ、議員のお尋ねの内容なんですけども、給食センターの先ほど言いました規約の中に盛り込まれております学校給食運営協議委員会を含めて、それで外部団体といいますか、委託団体、諮問団体も含めまして、そういった総括、そしてすべてのひいては栄養士の業務であります献立を含めまして、そういったものの全責任はこちらの給食センター長、そして教育委員会にあるということでございます。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  6番、北岡君。 ○6番(北岡三於) 一つだけお尋ねをしておきます。  ただいま教育長からも答弁ありました、この第5条の学校給食運営協議委員会を置くというふうになっております。これはどんな範囲、範囲と申しますか、どれぐらいの人数で、どんな経験者といいますか、そういったものを含めてどんな範囲から選ばれるのか、これをちょっとお答え願いたいと思います。
    ○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。 ○教育次長(辻本 一) 学校給食運営協議委員会でございます。委員さん20名以内で組織する予定でございます。各学校の校長先生、また各学校の給食主任、それからPTAの会長さん、委託業者さんももちろん入っていただく予定でございます。あと高野山こども園の園長さんという形で組織したいと思ってございます。 ○議長(東久保秀人) 6番、北岡君。 ○6番(北岡三於) 構成メンバーが大体わかりました。こういうとこが知りたかったわけでございますけれども、どんなあれにしましても運営協議会というのはいろんな委員さんがこうして集まって、一つのことを決めるのに、本当に皆さんが理解した上で、例えばこういう議会に残ってくるような議案もつくるようになると思いますので、どうぞ今後にかけて、この運営協議委員会を開かれたときに、すべての委員さんがすべてのことを把握しておると、そういった状態で今後もこの議会にかけていただきたいと思います。それだけです。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  4番、所君。 ○4番(所 順子) 討論いたします。プロポーザル方式に反して、いろいろと町内商売人に損失が生じるものと思われますので、反対討論をいたします。 ○議長(東久保秀人) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  3番、目黒君。 ○3番(目黒寿典) 議会初日の全員協議会の席におきまして説明を受けました。まだ契約はされてない状態ですが、契約条件の中にできる限り山内の業者を利用するという条件を含むという話がありましたので、原案に賛成討論とさせていただきます。 ○議長(東久保秀人) ほかに討論ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) これで討論を終わります。  これから、議案第12号、高野町学校給食共同調理場設置及び管理条例の全部を改正する条例について採決します。  この採決は起立によって行います。  議案第12号、高野町学校給食共同調理場設置及び管理条例の全部を改正する条例については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。 〇議員(賛成者起立) ○議長(東久保秀人) 起立多数です。  したがって、議案第12号、高野町学校給食共同調理場設置及び管理条例の全部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。  日程第5、議案第13号、高野町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  今井環境整備課長。 ○環境整備課長(今井俊彦) 議案第13号について御説明申し上げます。  高野町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について。  高野町営住宅設置及び管理条例を別紙のとおり改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求める。  平成22年3月9日提出。  高野町長職務代理者 高野町副町長 高 橋 寛 治  提案理由でございます。  特定公共賃貸住宅としての町営住宅の使用について、4条を追加するものでございます。  高野町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例。  高野町営住宅設置及び管理条例(平成9年12月25日条例第25号)の一部を次のように改正する。  目次中、「第42条」を「第46条」に「第46条」を「第50条」に改める。第46条を第50条とし、第43条から第46条までを4条ずつ繰り下げ、第3章中、第42条の次に次の4条を加える。  (特定公共賃貸住宅としての使用の許可)  第43条、町長は、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律(平成5年法律第52号)第6条に規定する特定優良賃貸住宅その他の同法第3条第4号イまたはロに掲げる者(以下「中堅所得者」という。)に使用させることが必要であると認めるときは、町営住宅の適正かつ合理的な管理に著しい支障のない範囲内で、当該町営住宅中堅所得者に使用させることができる。  (特定公共賃貸住宅法に基づく管理)  第44条、町長は、町営住宅を前条の規定により使用させるときは、当該町営住宅特定優良賃貸住宅法第18条第2項の国土交通省令で定める基準に従って管理するものとする。  (使用料)  第45条、中堅所得者が町営住宅を第43条の規定により使用する場合の毎月の使用料は近傍同種の住宅の家賃の額以下で、町長が定める額とする。  (準用)  第46条、みなし特定公共賃貸住宅については、第4条から第8条まで、第11条から第13条まで、第15条から第28条まで、第37条から第42条までの規定を準用する。  附則、この条例は平成22年4月1日から施行するということです。  まず住宅法の改正がございまして、家賃の見直しが行われたということでございます。現在、住宅法では入居収入基準が一般世帯、一般の世帯につきましては15万8,000円以下の人でないと入居ができないということでございます。15万8,000円を超える人については、応募ができないということでございました。  この中で21年度の家賃制度の見直しにおきまして、現在入居中の中堅所得者、また今後入居を希望する人が入りやすくするように改正するものであります。  今の現状ですと、家賃が高くなったということになりますと、町外へ転出される方もおられるということで、できるだけ高野町内に引きとめたいという思いもありまして、法律の基準内におきまして、こういう条例を改正させていただいて、できるだけ転出を下げるというようなことに努めていきたいというふうに思っております。  また、現在第1号と、うぐいす谷住宅を建てかえたとき、やはり住宅の建設費というのが高くなっております。住宅の使用料というのはその建築に要した費用をいろいろな計算式で家賃を設定するわけですけど、この家賃を設定したときにその金額をある程度金額を超える人につきましては、5段階にわたりまして料金を値上げしていくということになってます。その中で・・・ますと、近傍同種の家賃というのはその住宅をつくったときに一番高くなったときの人の家賃ということでございまして、これでしますと約10万円の家賃をいただくということになります。そうするとやはり10万円も払っていただけるという人が少ないということですので、通常的な一番高い家賃でいきますと、5万円台になりますので、5万円と9万の間で町長が定める額ということで決めさせていただきまして、民間のアパートに影響を与えない範囲内で住宅の使用料を定めさせていただくということになってございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(東久保秀人) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) 質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) 討論なしと認めます。  これから、議案第13号、高野町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。  したがって、議案第13号、高野町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。  日程第6、議案第14号、高野町辺地対策総合整備計画の策定についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  中平会計管理者。 ○会計管理者(中平光夫) 議案第14号について説明申し上げます。  議案第14号、高野町辺地対策総合整備計画の策定について。  辺地にかかる公共施設の総合整備のため、財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により議会の議決を求める。  平成22年3月9日提出  高野町長職務代理者 高野町副町長 高 橋 寛 治  提案理由です。  以前の計画は平成21年度で終了するため、新しい計画(平成22年度から26年度の5年間)を策定するものである。  次のページをお願いします。  高野町辺地対策総合整備計画書  まず西郷辺地でございます。  辺地の人口64人。面積3.3平方キロメートル。  1、辺地の概況。  (1)辺地を構成する町または字の名称、高野町大字西郷。  (2)地域の中心の位置、高野町大字西郷208番地、西郷集会所。  (3)辺地度点数、156点。  2、公共施設の整備を必要とする事情。  西郷辺地の交通・通信施設、教育文化施設、生活環境、厚生施設及び産業振興施設の整備推進により、辺地住民生活の向上を図る。  3、公共施設の整備計画。  平成22年度から平成26年度までの5年間。  まず町道西郷1号線改良事業、事業費5,000万円。  町道作水1号線改良事業、事業費2,500万円。  簡易水道施設整備事業、事業費3,000万円。  下水道処理施設整備事業、事業費1,000万円。  合計、1億1,500万円の計画となってございます。  次のページをお願いします。細川辺地でございます。  辺地の人口144人。面積5.7平方キロメートル。  1、辺地の概況  (1)辺地を構成する町または字の名称、高野町大字細川。  (2)地域の中心の位置、高野町大字細川198番地、元西細川小学校。  (3)辺地度点数、126点。  2、公共施設の整備を必要とする事情。  細川辺地の交通・通信施設、教育文化施設、生活環境、厚生施設及び産業振興施設の整備推進により、辺地住民生活の向上を図る。  3、公共施設の整備計画。  平成22年度から平成26年度までの5年間。
     町道高野幹線改良事業、事業費5,000万円。  町道細川花坂線改良事業、事業費3,000万円。  不動谷川河川改修事業、事業費1,000万円。  水道施設整備事業、事業費7,470万円。  下水道施設整備事業、事業費1,000万円。  合計、1億7,470万円の計画となってございます。  次のページをお願いします。花坂湯川辺地でございます。  辺地の人口208人。面積20.8平方キロメートル。  1、辺地の概況  (1)辺地を構成する町または字の名称、高野町大字花坂、湯川。  (2)地域の中心の位置、高野町大字花坂651番地、花坂小学校。  (3)辺地度点数、176点。  2、公共施設の整備を必要とする事情。  花坂湯川辺地の交通・通信施設、教育文化施設、生活環境、厚生施設及び産業振興施設の整備推進により、辺地住民生活の向上を図る。  3、公共施設の整備計画。  平成22年度から平成26年度までの5年間。  事業です。  携帯電話等エリア整備事業、事業費3,500万円。  林道坪井谷線改良舗装事業、事業費1,000万円。  林道天狗谷線改良舗装事業、事業費2,500万円。  林道高野谷線改良舗装事業、事業費2,500万円。  町道新城湯川線改良事業、事業費5,000万円。  町道花坂1号線改良事業、事業費5,000万円。  不動野谷川河川改修事業、事業費1,000万円。  水道施設整備事業、事業費8,600万円。  下水道施設整備事業、事業費1,000万円。  合計、3億100万円の計画となってございます。  次のページをお願いします。高根相の浦辺地でございます。この計画より、高根地区と相の浦大滝地区を統合いたしております。  辺地の人口95人。面積34.5平方キロメートル。  1、辺地の概況  (1)辺地を構成する町または字の名称、高野町大字西ヶ峰、南、林、平原、樫原、東又、杖ヶ藪、相の浦、大滝。  (2)地域の中心の位置、高野町大字林18番地、元高野山小学校高根分校。  (3)辺地度点数、138点。  2、公共施設の整備を必要とする事情。  高根相の浦辺地の交通・通信施設、教育文化施設、生活環境、厚生施設及び産業振興施設の整備推進により、辺地住民生活の向上を図る。  3、公共施設の整備計画。  平成22年度から平成26年度までの5年間。  携帯電話等エリア整備事業、事業費3,500万円。  林道西又線改良舗装事業、事業費1,500万円。  町道大滝2号線改良事業、事業費2,000万円。  消防施設整備事業、事業費600万円。  水道施設整備事業、事業費1,000万円。  下水道施設整備事業、事業費2,000万円。  合計、1億600万円の計画となってございます。  次のページをお願いします。筒香辺地でございます。  辺地の人口102人。面積17.7平方キロメートル。  1、辺地の概況  (1)辺地を構成する町または字の名称、高野町大字上筒香、中筒香、下筒香。  (2)地域の中心の位置、高野町大字中筒香235番地、元筒香小学校。  (3)辺地度点数、200点。  2、公共施設の整備を必要とする事情。  筒香辺地の交通・通信施設、教育文化施設、生活環境、厚生施設及び産業振興施設の整備推進により、辺地住民生活の向上を図る。  3、公共施設の整備計画。  平成22年度から平成26年度までの5年間。  集会施設整備事業、事業費500万円。  携帯電話等エリア整備事業、事業費3,500万円。  町道筒香線改良事業、事業費5,000万円。  水道施設整備事業、事業費1,000万円。  下水道施設整備事業、事業費1,000万円。  合計、1億1,000万円の計画となってございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(東久保秀人) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  6番、北岡君。 ○6番(北岡三於) 新しい計画書ができまして、いいなとは思っております。  それで、一番最初の提案理由で、以前の計画は21年度で終了するため、新しい計画をということでございますが、今までのこの21年度までの5年間で実現したものは大きなものでどんなものがあったのか、お聞きをしておきたいと思います。  それから、細川辺地でお尋ねをするわけでございます。この中で計画の中に水道施設整備事業、事業費7,470万が上げられております。これはどのような水道事業を計画、この5年間で計画されておるのか、そういうところをお尋ねしておきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(東久保秀人) 中平会計管理者。 ○会計管理者(中平光夫) 前回の計画で、実績なんですが、まず西郷辺地では、町道西郷1号線改良、まだ続行中といえばあれなんですが、ある程度実績がございました。  それから、作水1号線も1年間だけですが、少しございました。  それから、細川辺地で高野幹線改良事業、これも部分的ですが改良いたしております。  それから花坂湯川辺地では、林道下湯川線、あるいは町道宮村線、それから湯川辻ノ茶屋線、これも既に完成しておりますが、その3事業については実績があります。  それから、あとは筒香辺地になるんですが、町道筒香線の改良、これも何年か実績がございます。  実績としては以上です。  それから、細川の水道に関しましては、ちょっと事業課の方からちょっと報告いただきたいと思います。 ○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。 ○環境整備課長(今井俊彦) 御質問の水道施設でございます。細川辺地に限らず、違う辺地のところでも水道施設ということで計上させていただいております。これにつきましては、今現在、高野山上水道の管理、また簡易水道事業を行っているとこ以外のところにつきましては、飲料水供給施設等という、簡易な水道を整備したところが多く点在しております。  また、水とり等、個人で山から水を取ってきてというような形で生活用水に使っているというところも多く見受けられます。  これらのところに関しまして、やはり高齢化、また高齢化で単身になって、その水を取ってる場所まで行けないというような方もおられまして、大雨がふったときとかいろいろ困ってるという状況があります。  そこで、どの程度のものができるかということなんですが、細川につきましては、今現在公営住宅へ送る水につきましては簡易処理をして供給してます。それ以外のところにつきましては、従来どおりの飲料水供給施設ということで水とり的な使用を行っているということで、雨が降ったら濁るというようなところもどないかしていただけないかということも出てきております。  これにつきましては、計画として載せておりますが、地域の方が本当に欲しいんだということの提案であるとか、要望であるとかというところが、限られた人からしかまだ来てないということなんで、ここらにつきましても分担金、すべて町が行うわけにいきません。この辺地で起債借りたとしても行うわけにはいきませんので、そこらについては地域の方と協議をした上で、今後進めていきたいということで、各辺地につきましても事業計画ということで、事業費の確保という形で計画を立てさせていただいておるものでございます。  以上でございます。 ○議長(東久保秀人) 6番、北岡君。 ○6番(北岡三於) 御説明ありがとうございます。  さまざまな辺地でこの5年間でいろんな改良ができたようでございます。この計画というのはやっぱり絵に描いた餅では本当に食べられませんので、どうぞ今回もよろしくお願いをしておきたいと思います。  特に、先ほど課長からもお話ありました細川の住宅については、いまだによく入っておられる方、皆さんが賛成されるのはいいんですけれども、いざ実行となればそれぞれの負担金がかかるということで、そこでいつでもとんざしてしまうというふうなことが起こると思います。そういうことも含めて、今後の計画を練っていただきたいと。  私はやはりこの前も申し上げたんですけれども、この住宅に住んでおられる方というのは、やはり水道もきれいな水が完備しておるということで入居しておると思うんです。ですから、やはり町というのは大家の立場で考えて、いろんな入居の方に対応していただきたいと、そんなことだけ申し上げておきます。それで結構です。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) 討論なしと認めます。  これから、議案第14号、高野町辺地対策総合整備計画の策定についてを採決します。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。  したがって、議案第14号、高野町辺地対策総合整備計画の策定については、原案のとおり可決されました。  日程第7、同意第1号、高野町富貴財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。
     本件について提案理由の説明を求めます。  竹田富貴支所長。 ○富貴支所長(竹田一司) 同意第1号、高野町富貴財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて。  下記の者を高野町富貴財産区管理委員に選任したいので、高野町富貴財産区管理会条例第3条の規定により議会の同意を求める。  平成22年3月9日提出  高野町長職務代理者 高野町副町長 高 橋 寛 治  記。  住所、高野町大字東富貴1117番地。  氏名、板谷公八。  生年月日、昭和17年10月8日生まれ。東富貴区長でございます。  提案理由といたしまして、本年1月に東富貴区長が交代いたしまして、その後任として同意を求めるものでございます。  任期は23年5月31日まででございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(東久保秀人) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) 質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、同意第1号、高野町富貴財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてを採決します。  お諮りします。  本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(東久保秀人) 異議なしと認めます。  したがって、同意第1号、高野町富貴財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案のとおり同意されました。  しばらく休憩します。               午前11時43分 休憩               午後 1時00分 再開 ○議長(東久保秀人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第8、議案第15号、平成22年度高野町一般会計予算についてを議題とします。  本案について歳入の説明を求めます。  前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 議案第15号、平成22年度高野町一般会計予算。  平成22年度高野町の一般会計予算は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算)  第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ32億5,500万円と定める。  2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  (地方債)  第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことのできる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は。「第2表 地方債」による。  (一時借入金)  第3条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、6億円と定める。  (歳出予算の流用)  第4条 地方自治法第220条第2項但書きの規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。  (1)各項に計上した給料、手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内での、これらの経費の各項の間の流用。  平成22年3月9日提出  高野町長職務代理者 高野町副町長 高 橋 寛 治  9ページをお願いいたします。  第2表 地方債。  起債の目的 過疎対策事業債。  限度額、1,000万円。  起債の方法、証書または証券借入。  利率、4.5%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)  償還の方法 償還の方法、償還期限については、借入先の条件に従う。ただし、町財政の事情により償還期限を短縮し、もしくは繰上げ償還または低利に借換えすることができる。  起債の目的、一般廃棄物処理事業。  限度額、6,900万円。  起債の方法、利率、償還の方法は同じです。  起債の目的、公共土木施設災害復旧事業債。  限度額、3,170万円。  起債の方法、利率、償還の方法は同じです。  臨時財政対策債。  限度額、1億7,000万円。  起債の方法、利率、償還の方法は同じです。  限度額計、2億8,150万円です。  13ページをお願いします。  歳入。  1款町税1項町民税1目個人、予算額1億6,909万4,000円、1節現年課税分1億6,809万4,000円。2節滞納繰越分100万円。2目法人、予算額2,045万1,000円、1節現年課税分2,045万円、2節滞納繰越分1,000円。2項固定資産税1目固定資産税、予算額1億5,005万2,000円、1節現年課税分1億4,905万2,000円、2節滞納繰越分100万円。2目国有資産所在市町村交付金及び納付金、予算額325万6,000円、1節現年課税分で325万6,000円。3項軽自動車税1目軽自動車税、予算額1,011万8,000円、1節現年課税分1,009万8,000円、2節滞納繰越分2万円。4項町たばこ税1目町たばこ税、予算額2,200万円、1節現年課税分2,200万円。5項都市計画税1目都市計画税、予算額1,135万9,000円、1節現年課税分1,125万9,000円、2節滞納繰越分100万円。  2款地方譲与税1項地方揮発油譲与税1目地方揮発油譲与税、予算額800万円、1節地方揮発油譲与税800万円。2項自動車重量譲与税1目自動車重量譲与税、予算額2,500万円、1節自動車重量譲与税で2,500万円。次の地方譲与税の分のところですが、地方道路譲与税、今年度はありません。  3款利子割交付金1項利子割交付金1目利子割交付金、予算額100万円、1節利子割交付金100万円です。  4款配当割交付金1項配当割交付金1目配当割交付金、予算額50万円です。  5款株式等譲渡所得割交付金1項株式等譲渡所得割交付金1目株式等譲渡所得割交付金、予算額10万円、1節株式等譲渡所得割交付金で10万円です。  6款地方消費税交付金1項地方消費税交付金1目地方消費税交付金、予算額4,000万円、1節地方消費税交付金で4,000万円。  7款ゴルフ場利用税交付金1項ゴルフ場利用税交付金1目ゴルフ場利用税交付金で、予算額が330万円、1節ゴルフ場利用税交付金で同じ額です。  8款自動車取得税交付金1項自動車取得税交付金1目自動車取得税交付金、予算額800万円、1節自動車取得税交付金で800万円。旧法による自動車取得税交付金は本年度はありません。  9款地方特例交付金1項地方特例交付金1目地方特例交付金、予算額460万円、1節地方特例交付金です。特別交付金、これについても本年度はありません。  10款地方交付税1項地方交付税1目地方交付税、予算額17億4,000万円、1節地方交付税17億4,000万円。  11款交通安全対策特別交付金1項交通安全対策特別交付金1目交通安全対策特別交付金、予算額100万円、1節交通安全対策特別交付金100万円。  12款分担金及び負担金1項分担金1目衛生費分担金、予算額2万円、1節清掃費分担金滞納繰越分で2万円。2項負担金1目民生費負担金、予算額681万6,000円、1節老人福祉費負担金249万6,000円、2節児童福祉費負担金432万円。2目教育費負担金、予算額243万円、1節中学校費負担金で3万円、2節高野山学受講負担金で240万円。3目商工費負担金、予算額515万円、1節観光費負担金で515万円です。  13款使用料及び手数料1項使用料1目総務費使用料、予算額74万5,000円、1節総務費使用料74万5,000円。2目民生費使用料、予算額12万円、1節社会福祉費使用料4万8,000円、2節集会所使用料7万2,000円。3目衛生費使用料、予算額145万9,000円、1節環境衛生費使用料145万9,000円。4目土木費使用料、予算額5,317万7,000円、1節住宅費使用料4,808万6,000円、2節住宅使用料滞納繰越分120万円、3節住宅駐車場使用料144万1,000円、4節住宅駐車場使用料滞納繰越分24万円、5節河川使用料17万2,000円、6節道路使用料203万8,000円。5目教育費使用料、予算額110万3,000円、1節小学校費使用料10万円、2節中学校費使用料3万3,000円、3節社会教育費使用料97万円。6目農林業費使用料、予算額138万5,000円、1節農林業費使用料で138万5,000円。2項手数料1目総務費手数料、予算額242万6,000円、1節徴税手数料28万円、2節戸籍住民手数料214万6,000円。2目消防費手数料、予算額1万2,000円、1節消防費手数料です。3目衛生費手数料、予算額1,890万9,000円、1節衛生費手数料で11万8,000円、2節清掃費手数料で1,879万1,000円。4目土木費手数料、予算額2,000円、1節土木費手数料で2,000円。  14款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金、予算額4,196万3,000円、1節社会福祉費国庫負担金1,544万1,000円、2節被用者児童手当国庫負担金281万6,000円、3節特例給付国庫負担金10万円、4節被用者小学校修了前特例給付国庫負担金179万5,000円、5節被用者児童手当国庫負担金51万円、6節非被用者小学校修了前特例国庫負担金122万5,000円、7節民生費国庫負担金186万3,000円、8節子ども手当国庫負担金1,821万3,000円。2目災害復旧費国庫負担金、予算額6,367万1,000円、1節公共土木施設災害復旧費国庫負担金で6,367万1,000円です。2項国庫補助金1目土木費国庫補助金、予算額72万5,000円、1節住宅・建築物耐震改修等事業国庫補助金で72万5,000円。2目教育費国庫補助金で7万6,000円、1節教育費国庫補助金で7万6,000円。3目民生費国庫補助金、予算額118万7,000円、1節社会福祉費国庫補助金108万9,000円、2節次世代育成支援対策交付金9万8,000円。4目衛生費国庫補助金、予算額3,880万8,000円、1節衛生費国庫補助金3,880万8,000円。5目総務費国庫補助金、予算額2,260万円、1節総務費国庫補助金2,260万円。3項国庫委託金1目民生費国庫委託金、予算額100万2,000円、1節社会福祉費国庫委託金100万円、2節児童福祉費国庫委託金2,000円。2目総務費国庫委託金、予算額6万円、1節戸籍住民基本台帳費国庫委託金4万円、2節総務管理費国庫委託金2万円。  15款県支出金1項県負担金1目総務費県負担金、予算額976万9,000円、1節地籍調査費県負担金976万9,000円。2目民生費県負担金、予算額3,836万8,000円、1節社会福祉費県負担金2,226万8,000円、2節被用者児童手当県負担金35万2,000円、3節被用者小学校終了前特例給付県負担金179万5,000円、4節被用者児童手当県負担金51万円、5節非被用者小学校終了前特例給付県負担金122万5,000円、6節民生費県負担金1,221万8,000円。2項県補助金1目総務費県補助金、予算額42万3,000円、1節総務管理費県補助金43万3,000円。2目民生費県補助金、予算額1,245万8,000円、1節社会福祉費県補助金878万9,000円、2節児童福祉費県補助金338万1,000円、3節介護保険事業費県補助金28万8,000円。3目農林業費県補助金、予算額751万2,000円、1節農業費県補助金90万2,000円、2節林業費県補助金661万円。4目教育費県補助金、予算額23万9,000円、1節教育費県補助金23万9,000円。5目土木費県補助金、予算額186万2,000円、1節木造住宅耐震改修補助事業県補助金36万2,000円、2節土木費県補助金150万円。6目衛生費県補助金、予算額3,182万5,000円、1節保健衛生費県補助金82万5,000円、2節衛生費県補助金3,100万円。7目商工費県補助金、予算額6,803万6,000円、1節商工費県補助金6,803万6,000円。3項県委託金1目総務費県委託金、予算額2,410万4,000円、1節総務管理県委託金22万3,000円、2節税務費県委託金535万円、3節戸籍住民基本台帳費県委託金1万円、4節統計調査費県委託金417万1,000円、5節選挙費県委託金1,435万円、農林業費県委託金は本年度はありません。  16款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金、予算額265万5,000円、1節利子及び配当金265万5,000円。2目財産貸付収入、予算額370万円、1節土地貸付収入158万8,000円、2節建物貸付収入16万8,000円、3節駐車場貸付収入184万8,000円、4節滞納繰越分9万6,000円。2項財産売払収入1目物件売払収入で予算額1万円、1節物件売払収入1万円。2目不動産売払収入、予算額811万3,000円、1節土地売払収入で811万3,000円です。  17款寄附金1項寄附金1目一般寄附金、予算額1,720万円、1節一般寄附金で1,720万円。2目教育費寄附金、予算額1,000円、1節奨学基金寄附金で1,000円。3目環境維持寄附金、予算額1万円、1節環境維持基金寄附金1万円。  18款繰入金1項他会計繰入金1目財産区会計繰入金、予算額200万円、1節財産区会計繰入金200万円。2項基金繰入金1目奨学基金繰入金、予算額60万円、1節奨学基金繰入金60万円。2目環境維持基金繰入金、予算額360万円、1節環境維持基金繰入金で360万円。財政調整基金繰入金は本年度はありません。  19款繰越金1項繰越金1目繰越金、予算額1億2,000万円、1節前年度繰越金で1億2,000万円。  20款諸収入1項延滞金加算及び過料1目延滞金、予算額25万円、1節延滞金で25万円。2目加算金、予算額1,000円、1節加算金で1,000円。3目過料、予算額1,000円、1節過料として1,000円です。2項町預金利子1目町預金利子、予算額12万円、1節町預金利子で12万円。3項貸付金元利収入1目奨学金貸付金元利収入で30万2,000円、1節奨学金貸付金元利収入で30万2,000円。2目商工費貸付金元利収入で、予算額1億円、1節商工制度資金貸付預託金元利収入で1億円です。4項雑入1目滞納処分費、予算額1,000円、1節滞納処分費1,000円。2目弁償金、予算額1,000円、1節弁償金で1,000円。3目違約金、予算額1,000円、1節違約金で1,000円です。4目給食事業収入、予算額2,000万7,000円、1節保育所給食費105万6,000円、2節学校給食費1,047万2,000円、3節受託給食費847万9,000円。5目消防退職基金受入金、予算額143万2,000円、1節消防退職基金受入金で143万2,000円。6目健康診査等負担金、予算額39万1,000円、1節健康診査等負担金で39万1,000円。7目地域包括支援センター事業収入、予算額570万円、1節地域包括支援センター事業収入570万円。8目過年度収入、予算額1,000円、1節過年度収入で1,000円。9目雑入、予算額1,113万1,000円、1節雑入で1,113万1,000円です。保育所給食費、学校給食費については本年度はありません。  21款町債1項町債1目総務債、予算額700万円、1節過疎対策事業債で700万円。2目衛生債、予算額6,980万円、1節一般廃棄物処理事業債で6,980万円。3目土木債、予算額300万円、1節過疎対策事業債で300万円。4目災害復旧債、予算額3,170万円、1節公共土木施設災害復旧事業債3,170万円。5目臨時財政対策債、予算額1億7,000万円、1節臨時財政対策債で1億7,000万円です。  以上が歳入です。よろしくお願いいたします。 ○議長(東久保秀人) これで歳入の説明を終わります。  これから質疑に入ります。歳入について質疑ありませんか。  5番、木瀬君。 ○5番(木瀬武治) 30ページをお願いいたします。商工制度資金貸付預託金回収金1億円、これ今年度から始まった事業なんですけども、来年度も事業を実行するということでございます。これ有効に利用されとることだと思っております。今年度の実績報告の方をよろしくお願いいたします。  それと31ページ、地域共創ビジネス支援事業助成金600万円、これの御説明もよろしくお願いいたします。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) 御質問いただきました商工制度の融資貸付預託金回収でございますが、本年度の借り入れ状況でございます。総額といたしまして6,020万円の貸付を行っております。申込件数15件でございます。金融機関におきましては、紀陽銀行、南都銀行が窓口となっております。  それと、地域共創ビジネス支援事業助成金でございますが、これ本年21年度新規に国土交通省の方からこの事業があるということで、当町が手を挙げて採択内示をいただいております。  事業内容としまして、本年で終了になります地域再生マネージャ事業が本年で終了となります。そしてその結果等も踏まえまして、その地域の中で今回の再生事業をもとにしまして、地域の方でどのようなビジネスに地域がかかわっていけるか、そこによって地域のコミュニティが図れるかと、そういうふうな大きい枠の中の事業を本年度助成として国の方からいただく予定でおります。率としましては3分の2の助成額でございます。  以上でございます。
    ○議長(東久保秀人) 5番、木瀬君。 ○5番(木瀬武治) 商工制度資金貸付預託金、本年度6,020万円ということでございます。有効に利用されとることだと思うんですけども、まだ枠としては4,000万のお金が貸付金として余剰があると。これ貸付の期間もあろうと思います。1年間で回収未納というような件数があるかないか、その辺のところも確認しておきたいと思います。  それと4,000万の剰余金、剰余金というか、貸し付ける部分のお金が残っていると。そんなところで有効に利用できるような改めてPR等お考えがあるのかどうかも確認をしておきたいと思います。  地域共創ビジネス支援事業助成金に関しましては、これは委託してそういう形の人を雇うわけですか。その辺のところも確認をしておきます。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) しゃくなげ融資でございますが、本年途中に国の方で緊急対策の融資制度が国の方で入ってまいりまして、ちょっとうちよりも同じぐらいの率で融資制度が入ってきたわけでございますが、この本町で考えておりますしゃくなげ融資につきましては、金融機関の方で貸付のチラシを独自でつくったりとかいう形で動いておる状態でございます。  それで、あと本年度残りまだ枠があるわけでございますが、一応3月末になりましたら打ち切りまして、22年度、また新規事業で平成22年のしゃくなげ融資の事業を進めるという形で、あくまで1億円の歳入につきましては、昨年度の預託金という形でございますので、一旦回収しまして、また1億円預託するというふうな形をとってございます。  ちょっと回収予定ということでございますが、金融機関とか申込者によって期間がまちまち、また金額の大小によって貸付期間も若干5年、6年、7年といろいろあるようですが、当町につきましては、高野町の中小企業の方に低金利で貸し付ける制度を銀行の方で行ってほしい。そのために1億円の預託金を年度当初にお渡しして、3月にその預託金として回収するというふうな仕組みでございますので、町の方にとりましては、回収等につきましてはすべて保証協会と金融協会で行っておる事業でございます。  それと、あとの分の地域共創ビジネスでございますが、この事業につきましてもコンサル会社に委託する予定でございます。コンサル業者の方がともに地域に入りながら、地域の方とまた違う観点で、その地域の経済、そういうものを今後考えていくという事業でございます。  以上でございます。 ○議長(東久保秀人) 5番、木瀬君。 ○5番(木瀬武治) 預託金に関しましては、保証協会に入ってるから町自体には負担はかかってこないと。そういう部分で金融機関にお金を預託して、金融機関が審査をして貸し出しをしていると。そのようなところは了解、前年度も質問したわけなんですけど、その辺のところで実際に必要としている業者、また個人にしてでも、貸し出しが行き届いているかという部分、町当局が審査というか、かかわっていく部分があっても必要ではないかと思うんですけども、その辺のところ御答弁願いたいと思います。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) 貸付につきましては、金融機関にお任せしております。といいますのも、既に保証協会でどれだけの枠が残っているかとか、そういう貸付がもし申し込みがあっても貸付ができない場合、また貸付限度額を超えておるとか、限度額がまだ2分の1行けるとか、そういうふうな内部調整が必要になってきますので、町としましては広く商店の皆さんに資金を活用できるということのPRでございまして、そこから先につきましてはその商店独自で金融機関へ申し込んで、また金融機関が保証協会とその商店であれば保証できるとか、ほかの商工会等でも貸付しております中小企業、また零細企業の貸付の方も商工会独自で行っておりますので、そこも保証協会の方の枠を使っておるようです。  そういうような形でしゃくなげ融資を申し込まれても保証の枠がない方とか、その枠によって金額を決められておるというふうなお話聞いております。それでうちの方としましては1億円の預託金を用意して金融機関に預託しておいて、広く銀行を通じて活用していただくと、そのような制度で運行しております。  以上です。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) それでは、二、三点お伺いをいたしたいと思います。  ページにいたしまして13ページであります。これはいつもお尋ねするところなんですけれども、町民税の個人においての滞納繰越金がいつも予算で100万円みておられます。次の町税においてもこれ100万円、毎年同じ数字を上げられておるわけですね。そして都市計画税においても同じような、同じというか、全く同じ数字が毎年計上されておるわけなんですけれども、どのぐらいの成果が上がっておるんかなということを我々一番知りたいところであります。ですから、一度総括表というような形で、現在滞納総額がこんくらいあるんだと。そして現年度においてこれだけのものを回収できたんだと。また現年度においてこれだけのものが発生した。現在高としてこんなもんですと。そしてそのうちで回収不能と考えられるものはこのぐらいありますと。これ以外のものについては回収が可能ですと。その辺が努力目標になってくるんだろうと思うんですけれども、そういったものの提示というものはできないものなんでしょうか。それが1点です。  それから、これはお教えいただきたいと思うんですけれども、ページにいたしまして16ページです。ここに株式等譲渡所得割交付金があるんですけれども、これ相当落ち込んでおりますが、これはどういうことなんでしょうか。株式等の譲渡によります割の交付金だろうと思うんですけれども、極端に落ち込んでいるような気がするんですけれども、こんなことは見込めないのになぜこの金額が変わってきたんかということをちょっとお尋ねをいたしたいと思います。  それと18ページに、一番下の方ですけれども商工費負担金、これも相当額落ち込んでおりますが、これも説明をいただきたいと思います。  それから、27ページにまいります。桜ヶ丘の土地売却でこれも予算が全く前年度と同じなんですけれども、前年度においては3区画というたんですかな、売却されたように聞いております。説明をいただきました。これは将来的に全部個人が持っていただくということで働き、動きをしておるわけですけれども、もっと積極的に早く自分のものにしてくださいよと、権限譲渡というものについてもっと協議し、進めていかなければならないんではないかとこんなふうに思うんですけれども、今の世の中から考えれば、借りとった方が得やなというような考えもあるんかもわかりませんが、一向にこれが進んでいないような格好ですので、今どのような働きかけをしておるのか、何年ぐらいでこの権利譲渡というのも完成する予定なのか。その意気込みをお聞きしたいと思います。  それから、次のページでございますけれども、金剛峯寺の寄附金というのは今年で4度目でありますけれども、金剛峯寺も頑張っていただいて寄附していただいていることに感謝を申し上げたいと思います。金剛峯寺もこれから注文建設等で非常にお金のいる時期に入ってきておりますけれども、この寄附金というのは今年で4年目ですけれども、いましばらく見込めるもんなんでしょうか。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 税金などの滞納額についてなんですけれども、予算では100万しか上げてないような現状です。実際にはこれは予算のときには実際入ってくるような金額的にということで上げております。実際には調定額というものがありまして、実際の滞納額を上げて、それで収納額というのが来ます。それで金額、この予算額を上回る、下回るによって予算額を補正させていただいておるような現状でございます。  今まだ年度の途中でございますので、きっちりと金額というのは出ておりません。滞納額が何ぼ何ぼというのが出ておりません。これ決算のときに判明します。  ただ、今現在、集合税という形である金額が1件で1万9,000円、住民税で238万1,011円、35件です。固定資産税で414万7,618円、48件です。軽自動車税37万6,950円、23件、一応税務としては扱ってある金額の滞納の総額が692万4,579円、100人の滞納者がおります。  それについて、現在なんですけども、集合税に関しましては分納中でおさめていただいております。住民税にしましては分納中13名、移管を4件しております。調査中のものについては5件あります。差し押さえは2件しております。不明は、ちょっとどこへ行ったんかというような形で調査でわからないというのが5件、交渉中ということで、分納にするんか一括におさめてくれるんかと、今現在交渉してあるのが2件というような形というのがあります。  そして固定資産税、これについても分納中が4件、移管を4件、これは48条ということで県の方へ移管してある分です。そして調査中という形では11件、差し押さえは1件、これ不明については4件、現在交渉してあるのが21件、そして一応もう取れないんじゃないかというのが3件。  それで軽自動車税については分納中が2件、県の方へ移管しておりますのが2件、調査中が1件、差し押さえが1件、そして不明が4件、交渉中が7件という、そして全然これは取れることができないんと違うかというのが6件であります。  そういうような状況というような形でやっております。 ○議長(東久保秀人) 中平会計管理者。 ○会計管理者(中平光夫) まず16ページの株式等譲渡割所得割交付金なんですが、これは全く町としては受け身の形です。株式の譲渡の申告をいかにしていただくかということで、一番実績で多かったのは平成17年度には260万円ぐらいありました。18年になって240万、19年で220万、20年度に至りまして44万しか入ってきておりません。多分リーマンショックか何か、株価が落ち込んで売買が停滞しているのかなと思われます。  21年度は今のところ実績ゼロです。一応というか、予測がほんまに難しいんですので、10分の1、10万だけは計上しているんですが、これもひょっとすれば、ちょっとわかりません、申告が終わってみないとわかりません。  それから、桜ヶ丘土地の収入、27ページなんですが、毎年と同じように一応5区画相当分を計上しております。5区画、平均で140万円ぐらいの5件ということで計上しております。補正予算のときにもありましたが、21年度は4件売却できております。  昨年度より、4月に地代の請求書を送るときに、早く購入を済ませてくださいという文書を入れております。その中には22年度までには購入してくださいという文書を入れたんですが、21年度は4件しか実績がありませんでした。今年も今年度中にと書くのは難しいかもわかりませんけども、何かの文書は入れるつもりでおります。  それから、28ページの金剛峯寺からの寄附金1,000万円ですが、今年の分はこの間、ちょうど10日ほど前ですがいただきました。会計課長にお話をしたんですが、しばらくは寄附は続けられるということですので、予算計上しております。  以上です。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) 18ページでございます。一番最後の商工費負担金で685万の減額ということの御質問やったと思いますが、この分につきましては、本年度女人堂のトイレ新設しましたので、その分の補助金、負担金をいただいてた分で、今年新設はございませんので、この分は公衆トイレ10カ所の清掃、電気、水道等の費用でございます。 ○議長(東久保秀人) 8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) この滞納問題につきましては、御説明をいただきました。できれば項目ごとに、町民税、固定資産税、項目別に総括表のようなものをいただければ一目瞭然でわかるんではないかなとこんなふうに思いますんで、先ほど申し上げましたとおり、滞納総額がこのくらいあるんだと。現年度で回収できたのがこのくらいあるんだと。現年度でまたこれだけのものが発生した、残高はこんなんやと。そして納付可能なもんと納付不可能なもんはこんな状況やというような一覧表を出していただければ、非常によろしいんではないかということをお願いしたいと思います。  何か町民の人とそういった話し合いの中で、何々滞納しとるって言うやんがというその言葉をよく聞くわけですけれども、このたびに知ってる範囲で説明をしているわけですけれども、そういう表等がありましたらもう少し具体的な説明もできるんではないかとこんなふうに思います。  と同時に、考えますのはこれから新しいうぐいす谷団地に住宅ができます。ここへ入られます。そして5年たったらまたこれだけの滞納が発生しとんかというようなことのないように、スタートはゼロでありますんで、滞納金が出てこないように。滞納金が出てきたとして、これはおさめることが不可能かどうか、おさめられるのにおさめていない者、そういう者を区別して、年度年度で解決していっていただければ滞納金は発生しないとこんなふうに思います。そういう希望もありまして、今質問をさせていただいたんです。できれば総括表を出していただければとこんなふうに思います。  それから、株式等譲渡所得割交付金の件ですけれども、これは個人申告になるのですか。これは売り買いした先で源泉されて、その利益によって通知をいただき、入ってくるという内容のものと違うんですか。個人が申告せんなん。これだけの所得がありましたということを申告するんかな。申告します。ああそうですか。  申告する方法と申告しない方法はありますか。 ○議長(東久保秀人) 発言台でお願いします。 ○8番(﨑山文雄) それはちょっと詳しいことは僕もわかりませんので、わかる範囲で答弁していただければと思います。  それから、商工費負担金につきまして、説明いただきまして了解いたしております。  それと、桜ヶ丘団地の権利譲渡の件につきましては、高野町としては早くそれをやってほしいという、いわば早く売却したいという希望というんですか、考えを持っておりますんで、できるだけその動きもしっかり考えていただいて、努力をしていただきたいとこんなふうに思います。  心配いたしますのが、昨今のこの情勢から考えて、自分のものにした方が得なのか、高野山の風潮として、大地主から借りて、地代をおさめていく方が得なのか、そういったことも考えられる町民の人もおられるんではないかとそんなふうに思うんですけれども、そういった今積極的にそれを自分のものにしようという動きがないように思うんですけれども、その辺を相互工夫をしていただいて、進めていただくように努力をしていただきたいとこんなふうに考えます。  それと金剛峯寺の寄附金、まだ続く可能性があるという希望をいただきまして、非常に御努力していただいてることに感謝をいたしたいと思います。本山の方にも感謝をいたしたいとこんなふうに考えております。  お尋ねした点はその範囲だと思いますので、もう一度よろしくお願いします。 ○議長(東久保秀人) 中平会計管理者。 ○会計管理者(中平光夫) 株式譲渡割の申告は、分離課税用の申告をしておきますと株式譲渡割という欄がありますので、あそこで申告するんだろうなと私は思いますが、はっきり申告をしたこともありませんし、申告書を見たこともないんです。その程度の知識しかありません。すみません。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 滞納額のことなんですけども、個人情報とかという件もあって、名前とかという形はなかなか公表できないです。そんな感じで、一応今発表した、ちょっと述べさせてもらったような、こういう一覧表だったらコピーしてお渡しすることもできますし、ただまだ決算中でございます。ですから今処理中のも大分ありますので、そういうのでちょっとどういう感じの件数、どういう感じのって総額になろうかと思いますけども、そういうのがちょっと後で御相談いただけたらそういう一覧表もできると思います。そんなんで、今の時点で、今私の手持ちにもっているこれやったら、今でもコピーしてお渡しすることができますんで、よろしくお願いしたいと思います。できるだけそういう形で提出できるような形は考えていきたいと思います。 ○議長(東久保秀人) 8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) お尋ねいたしました件につきましては、質問の趣旨をおくみ取りいただきまして、よろしく御努力お願いをいたしたいと思います。  この滞納金のことにつきましては、個人のことじゃなくて、総額的にこれだけのもんがあって、今年は今回入った、今年また今回発生した、そういったことの一覧表という希望でございますんで、よろしくお願いしときます。  それで質問を終わります。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑はありませんか。  4番、所君。 ○4番(所 順子) 22ページの幼稚園就園補助金7万6,000円と、26ページのふるさと雇用5,600万、わがまち元気プロジェクト補助金100万円、それと30ページの保育所給食費105万6,000円ですかね、これについての御説明をいただきたい。いつも計上されておりますけども、このふるさと雇用再生事業というのはさっぱり、あまり私も理解できていませんし、わがまち元気プロジェクトに関しましても割と私たちは認識をしておりませんので、これを詳しく認識できるように説明をいただきたいです。  そして、今後4月からは給食が幼保一緒になるらしいんですけれども、この計上されている給食費について、今後はどのような形で入ってくるのかと。そして幼保一環になっておりますけれども、この金剛峯寺と一緒になって幼保になった契約書はいかがになっておりますのか、その点についてお伺いをいたしたいです。 ○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。 ○教育次長(辻本 一) 22ページの教育費国庫補助金の中の7万6,000円、幼稚園就園奨励国庫補助金のことでございます。これは幼稚園の方で非課税世帯とか、生活保護家庭とかということで減額で徴収されております。それの不足分について町の方から補助をしてございます。それの分の3分の1近くを補助させていただいております分でございます。  それと30ページ、この学校給食費のことでございます。これは小学校、中学校今までどおり、小学生が250円、中学生が280円という形で従来と変わってございません。それの入でございます。  それと学校給食の保育所分、幼稚園の契約書でございます。これにつきましては昨年度から契約させていただいて、1食400円という形の契約をさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) ふるさと雇用再生事業県補助金ということで、5,673万6,000円計上しております。26ページでございます。この事業につきましては、昨年より、21年度より新聞等報道でされております国の100%事業でございまして、どういう事業かと申しますと、ふるさとへの誇り、また地域で暮らすことへの励み、地域を守っていくことへの志と、こういうことで再生が必要な事業につきましては、国の方で雇用を確保するために事業を組めば補助金が100%いただけるという、このような事業でございます。  それで昨年から高野町でも取り組んだわけでございますが、人を雇うという形の中で制限がございます。ハローワークを通したり、雇用機会の拡大という大きなこともございまして、昨年できなかった事業もあるわけでございますが、本年2年目になりますので、ある程度本年度中に見通しも立っておりますので、引き続き国の方に申請してございます。  それで、この事業ですが、本年度ふるさと雇用、6つの事業を国の方で採択いただく予定でおります。観光関係で2件、子育て関係で1件、産業振興で3件という形で上げておる事業でございます。  それと、わがまち元気プロジェクト100万でございます。これにつきましてはアッシジとの交流、またインバウンド対策という形で本年度予定してございます。これは各市町村で1,500万の事業をすれば、3年間で500万の補助金がいただけるという県の事業でございまして、それで高野町の方でいろいろ取り組んだわけでございますが、昨年アッシジ市と提携もしましたし、これからヨーロッパのインバウンドにつきましても事業を展開していく中で、この事業をわがまち元気プロジェクトとして使う予定にしてございます。  なお、3年間で1,500万というのはこのふるさと雇用の事業も該当できるということでございますので、国で100%の補助金をいただきながら、わがまち元気プロジェクトの基礎資料として積み上げできるという内容でございますので、主にインバウンド対策としてわがまち元気プロジェクト事業を行っていく予定です。 ○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) 30ページの保育所給食費の件です。これは従来いただいている、従来保育園児の保護者並びに保育士からいただいている給食費の個人負担分です。平成22年度は園児3歳児以上、1人当たり月額2,000円の32人分の12カ月、それから保育士、職員ですね、月額6,000円の4人分12カ月ということです。一応一、二歳児につきましては保育所給食の負担金はちょうだいしておりません。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 4番、所君。 ○4番(所 順子) 私の聞きたいのは、幼稚園と保育所が今後一緒に給食になりますので、今後そのような会計はどうなのかということをお尋ねしたいのと、そして、この幼保の一環の子ども園としての契約書は既に交わして、当局にあるのかどうかというのをお尋ねしたかったわけでございます。  そして、このわがまち元気プロジェクト100万円、アッシジとのことにお使いになるらしいのですけれども、コンセプトはどんなものか。もう少し詳しいことがわかりませんか。漠然とし過ぎておりますので、そのところを説明いただきたい。いつもこれがふるさと雇用のところとわがまち元気プロジェクト、私には理解ができておりませんので、もう少し詳しい説明をしていただきたいです。 ○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) まず、子ども園の関係の件だと思いますけども、幼稚園、保育園、委託契約関係です。平成21年度から保育所業務を高野山学園に委託してございます。それに関しましては1年間の委託契約ということで契約を結んでおります。平成22年度も4月1日付の契約ということで、また契約を結びます。契約書はあります。 ○4番(所 順子) それは見せてもらえない。 ○健康推進課長(阪田圭二) それは結構ですよ。契約書はございます。  それと給食の関係ですけども、一応これは平成21年度、現行では幼稚園、それから保育所、それぞれ教育委員会と契約をしまして、給食を搬入していただいております。平成22年度以降も同等の扱い、考え方ということで考えてございます。  給食費と申しますと。従来どおりの形で、外部搬入ということで、保育所に関しましては学校給食センターの方から搬入されるということでございます。大きく給食の方法、外部搬入に関しては変わりございません。ただ、給食センター側の方での委託云々というのは変わってくるかと思いますけども、保育所としてはトップ事業にうたわれております給食の外部搬入ということで、給食センターの方から搬入していただくということです。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) ふるさと雇用の関係を詳しく説明せよという御指摘でございます。この事業につきましては、国の方で緊急雇用対策の一環として地方におりてきております補助金でございます。要するに内容的に雇用機会をふやすというのが本来の目的であると思いますが、それと同時に、自分の町の中で人を雇用する、雇用拡大によって地域を再生できる一つのきっかけであるとか、行政がふだんやりたい事業があるが、予算的にできない事業、そういうところに人を雇って事業を行うという、そのようないろんな意味の要素を持った事業でございます。  ただ、町直営では事業ができないとか、うちもすべて外部で事業等この補助金を用意して、外部で人を雇用して事業を行っておるというふうな事業で、町直営で職員を雇用してという事業でもございません。  なぜこのような事業がどんどん出てきたかと申しますと、やはり失業者対策という大きな枠の中で、雇用機会をふやして、その機会にふるさとを再生していく一つの足がかりになればということで、うちは6つの事業を本年行うわけでございます。  それで、事業の中身におきましては、観光客の対応のレベルアップ事業であるとか、私立の幼稚園の預かり保育の支援事業であるとか、そのような事業を盛り込んでおります。  それとわがまち元気プロジェクトと申しますのは、県の方で、市町村で何か大きな元気になるような事業をプロジェクトを組んでやりませんかというふうな事業でございます。それで、各市町村でこの元気プロジェクトの事業がどんどん決まっていっておるとこにつきましては、知事の定例の記者発表でもどんどん紹介されておりますが、高野町におきましては22年からこの事業に取り組んでいくということで、一つは地域の起爆剤になるような事業ということで、大きな制約、くくりもございませんので、町の方で集落の関係とか、富貴の関係とか、いろんな事業を取り組んでおるわけでございますが、このふるさと事業を高野町高野山山上の大きな事業という形の位置づけをしまして、幸いアッシジともそういう提携もしたことでもございますし、それに基づいてヨーロッパから本年もたくさんのお客さんが高野山に訪れるということも予想されますので、そういうインバウンドを含めた事業としてこの事業を展開していく予定でございます。  以上でございます。 ○議長(東久保秀人) 4番、所君。 ○4番(所 順子) 給食のところで私が聞きたいのは、今後委託をされていきますので、その幼保、小中も一貫して給食費はどこが管理することになって、どのように計上されてくるのかというのをお尋ねしたいわけで、そしてこのふるさと雇用、いろいろ今おっしゃってくださいましたですけど、まだ理解は不十分ではございますけれども、たくさんのヨーロッパ人がこちらにいらしてくれるように、予想をしてくださっているような費用ではございますですけれども、むだにならないように吟味しながらやっていただきたいと思います。
     給食の委託料金ですかね、お支払いする給食費はどこが管理をして、どのような形で計上されてくるのかを聞きたかったんです。 ○議長(東久保秀人) 辻本教育次長。 ○教育次長(辻本 一) もちろん給食のことにつきましては、今現在歳入の方のことでございます。これにつきましても受託の給食費、学校の給食費、管理の方はこの予算、教育委員会の方で持つことになります。  入と出と別にお伺いいただけたらと思うんです。現在も、今は入の方ですけれども、小学校から、中学校から、保育所から、幼稚園から、それぞれ1食分単価で入金するということで、一括ですね、させていただいております。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  10番、池田君。 ○10番(池田聖三) 歳入に当たりまして、一、二点質問しておきたいと思います。  一つ、9ページのいわゆる臨時財政対策債1億7,000万につきましてでありますけども、これは私の勉強するところによりますと、いわゆる基準財政需要額が不足するので、その分を地方交付税として渡すと。その渡す地方交付税の原資そのものが不足するので、このいわゆる臨時財政対策債というものが臨時に設けられたというように認識をいたしておるところでありますが、この点につきまして、一つは臨時財政対策債を申請するについて、いわゆる目的だとか、事業の特定だとか、そういうものは必要であるのかないのかということと、それと臨時財政対策債というものの限度額、上限というものはこの1億7,000万でいいのかということ、この2点をまずお尋ねをしておきたいと思います。  それと、23ページの地籍調査の県負担が約1,000万出ておりますけども、現在の高野町の地籍調査の進捗状況というものをお尋ねをしておきたいと思います。昨今、高野町全域の地籍調査というものが100年かかるだろうと予測されるわけでありますけども、果たして100年待つようなそのような調査方法でいいのかどうかというようなことにつきまして、基本的なお考えをお尋ねをしておきたい。  それと、4番議員さんとも重複するかと思いますけども、各款項にわたりまして、国、県からの負担金、補助金等々が支出されておるわけでありますけども、今4番議員がおっしゃったように、わがまち元気プロジェクトにしても、緊急雇用にしても、ふるさと雇用再生にしても、あるいは市町村民の森創出、あるいは鳥獣害の対策等々、その他さまざまな項目が国、県からの補助、助成として本町におろされておるわけであります。  しかるに、果たしてこの実行あるためには、高野町として十分な受け皿がなされておる必要があろうかと思います。昨日までの一般会計の補正予算を見ましても、十分な受け皿がないがゆえに繰越明許になってみたり、あるいは返納したりというような事態を招いておるのが現状でございます。せっかくのことであります。  したがいまして、もう一つはこれからのまちづくりというものは行政と住民との協働というものが非常に大きな次代の要請をいただいておるわけでございますので、そのような住民との協働というものの進め方についても、どのように考えられておるのか、この点につきましてもお尋ねをしておきたいと思います。  以上、よろしくお願いをいたしたいと思います。 ○議長(東久保秀人) 中平会計管理者。 ○会計管理者(中平光夫) 臨時財政対策債のことでございます。本年はここの9ページに起債の地方債の内容のところで1億7,000万円を計上しております。実際の歳入の予算としましては、32ページに計上しております。  議員がおっしゃったように、地方交付税が不足するに当たりまして、平成13年度からだと思います。国が地方へ配分しなければならない総額が、交付税の原資であります国税の5税の方がかなり下回りますので、最初は国が借金をして必要なものを地方に配っておりました。その後何年かした後で、国ばっかり借金するのはおかしいという話が出てきまして、地方もその分借金したらどうなという話になりまして、今は国と地方が半分ずつ借金をしております。必要な交付税を生み出しているわけなんですが。  先ほど質問の中で、限度額がこれでいいのかということと目的が必要かという話がありました。目的は交付税のかわりですので、一般財源として何に使ってもいいことになってます。  それから、限度額は毎年ですが地方交付税算定のときに一つの項目を決めまして、そこで算出されまして、それが高野町の限度額というふうに決定されます。それを超えて借ることはできませんが、以下なら幾らでもオーケーです。財政的に余裕があれば、例えば2億円の算定がされましても1億円で財政が回るんでしたら1億円借るだけでそれでも結構ですということで。そのかわり、これは100%交付税措置がありますので、限度額いっぱいの交付税措置は受けられます。だから2億円の限度額がもし設定されまして、1億円しか借らなかったら、1億円もうけというような、財政的に余裕があればそうするのが一番ベストだと思います。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 地籍調査のことなんですけども、すぐに100年というような計画ではなくして、もっと短縮できないかというようなことになろうかと思いますけども、これにつきましては一応人件費等を除きました金額をそのときの予算額というんですか、補助金の額の算定というんですか、そういう金額の関係もありまして、一応国庫負担が0.5、人件費を除いた額ですね、事業費の。そして県負担金がそれの0.25ということで、7割5分の言うたら国、県の負担というような事業で行っております。ですから、来年度はこういうふうにという予定表を出しまして、県の方と協議をいたしまして行っていくというようなことで進めております。もちろん町にしても2割5分という町の負担もあります。  そんな中で、今年度におきましては一応高野山の小田原谷というふうな形で進めていくと。地区ですか、中の橋、玉川というんじゃなくして、一応全体を見回して、何々谷、何々谷というような形で、蓮花谷までは今年の事業でやると。そして次は小田原谷を調査しようかというようなことで県との協議を行って、来年度については一応小田原谷ということで、東西南小田原、学校、弁天というのが小田原谷になってありますので、そこを予定しているということです。  これについては県との協議を行っておりますので、単独でいくんじゃなくして、県との協議を行った上で事業を進めていくというふうな段階になっております。協議はもう既にそのような形で進めるということで行っております。 ○議長(東久保秀人) 高橋町長職務代理者。 ○町長職務代理者(高橋寛治) 一番最後の方に御質問にございました実行するための受け皿の問題からまずお話をさせていただきたいと思っております。  受け皿につきましては、私ども市町村が公共として受けていただく場合もございますし、それから各団体、組織が受けていただく場合もある。今この高野町の中に一番不足しているのは、一般的に中間組織と言われますけども、NPOのような組織がございます。現在国の事業を見ておりますと、そういう中間組織でないと受け入れないというものが何本もございます。そういう意味で言うと、時代的に住民の方が一緒になっていただいて、NPOだったらたしか11名だと思いましたけど、その方々が新しい仕組みをつくる中に新しい受け皿、今の時代に合った受け皿みたいなものが可能になるかと思いますし、またこれにつきまして、先般も町民の方から御質問をいただいてますので、そんな点で県のNPOの推進センターと手を携えながら、その辺については進めてまいりたいとこのように思っておる次第です。  それから、協働の進め方、住民の方と協働の進め方につきまして、意思決定のプロセスにどういうふうに住民の方にかかわっていただくかなということをずっと考えております。今まで当町といたしましては、各種委員会をもちまして、そこへ持っていって住民の方に出てきていただいて、御一緒になって物事を考えるというそれが大きな道筋でございました。  今回施政方針に入れましたのは、そこへ持っていって地域というもの、言うなれば各集落ですね、そういうようなもの、町内会だとか集落というものもそういうとこへ入っていただきながら、そこを単位として協働をしていきたいとこのように思いまして、先般の施政方針の中に入れさせていただいた次第でございます。  きっとこれから地域というものが必ずや大事になってくるというふうに思っておりますので、その点、一緒にまた勉強を重ねながら、この高野町の中の地域のあり方、そして一つ一つの集落としての地域のあり方、これらについてお互いに協議をさせていただければありがたいとこのように思う次第でございます。  以上、答弁にかえさせていただきます。 ○議長(東久保秀人) 10番、池田君。 ○10番(池田聖三) ありがとうございます。  臨時財政対策債につきましては、大体の理解をいたしたわけでありますけども、よく考えてみますと、地方交付税の前借り的な部分も当然その中に含まれておるのではないかなと思うわけです。そういうことが果たして財政健全化の観点から見ると、果たして健全なのかというような考えを持ったものですから、質問をいたしました。今後、十分検討されますようにお願いをしておきたいと思います。  それと、地籍調査の件でありますけども、総務課長が御答弁いただいたわけでありますけども、したがいまして県との協議の段階において、十分強化のほどをお願い申し上げたいということであります。特に山間に行きますと高齢化が進んでおるのも現状でございます。したがいまして、山林の地籍に早く手をつけていくということは、これも全国的な大きな課題ではないかと思いますし、本町においてはなお重要、喫緊の課題であろうかと思いますので、その点、県との協議において十分対応されるようにお願いをしておきたいと思います。  もう一つ、いわゆる新しい時代の要請に応じたところの住民との協働受け皿ということでありますけども、例えば槇の石けんをつくったり、いろいろと研究をしていただいておりますけども、果たして進め方、協働という言葉そのものは非常にすばらしく時代背景に応じたものでありますけども、しかしながら、本当に地域、そして地域の人々の心の底からの盛り上がりというようなものに、いま一つ欠けているような気が私個人的にもいたしております。その点も踏まえて、今後の進め方を十分庁内においても御協議をいただきたいとかように思うわけでございます。  以上で質問を終わります。 ○議長(東久保秀人) しばらく休憩します。               午後 2時28分 休憩               午後 2時43分 再開 ○議長(東久保秀人) 休憩前に引き続き、議事を進行します。  ほかに質疑ございませんか。  7番、平野君。 ○7番(平野一夫) 一、二点ちょっとお尋ねいたします。  2ページの歳入のところでございますが、町税の部分の箇所で町民税を考えた時、皆さんも御存じのとおり、かなり住民が流出されて、人口が減ってきております。そんな中で、この町民税の1億8,945万5,000円という数字が出ておりますが、果たしてこれで町税は町民税としてこれからの予算を立てる上において、基盤になれるかどうかということ。それに対して、いわゆるどういうように考えておるかということをお尋ねしたいことと。  そして、地方の財源としては、地方譲与税、2番の譲与税ありますよね、これとか、自動車の取得税、それから地方交付税、こういったものが21年度に比べてあまり大差がないように、数字はないように思うわけでございます。  こういうことにおいて22年度の予算についてどのような考え方で予算を立てているかと、まずそれ2点目。  そして次は4ページの国庫負担金がありますね。このうちの国庫補助金、これは現在の国の状況というか、影響で、現在の状況でいろんな面から考えて、そういった都合で数字がかかっておるのかということも確かめたいと思います。  3ページの国庫支出金、これを見たとき、21年度よりも22年度の方が若干100%をちょっとオーバーしております。これについてもどのように調整というか、どういうような考えでいくかということをちょっとお尋ねしたいと思います。  それと、県の支出金ってありますよね、15番目の。この負担金が21年度に比べて1,279万3,000円。これ補助金、そしてまた委託金、こういったものが突出しておるんですね。これは県の高野町に対するいわゆる何か政策的な考えがあって金額がふえているのか、ここらあたり私わかりませんので、お教え願いたいと思います。  以上、4点お願いいたします。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) ちょっと御質問なんですけども、一応全体的な町税だったら町税が総額がこれぐらいになってるからどういうことになっとるかというような、国庫負担金は減ってある、ふえてあるというような形になると思われるんですけども、個別にちょっと全部の予算がそういうふうな形になってありますので、ふえとるとことか、減ってあるとことか、全体的に減ってあるとことかあると思われるんですけども。一応税金関係なんですけども、一応税金の方というのが単独で町財政は単独で取れるというのは唯一のものでございますので、先ほどからも滞納から始まって御質問いただいてあるんですけども、なるべく徴収率を上げると。無理に課税をして取るというんじゃなくして、課税になったものについては滞納なくして上げていく、現年についても滞納にならんように上げていくというふうな方針で進めております。  そんな中で、町民税は一応昨年度の当初予算で組んであった金額、それで11月にその調定を置かせてもらうときにまた500万円ほど少なくなっております。そんな中で予算作成時に政府で所得が下がってくるんじゃないかというような思いをいたしまして、予算組みをしました。それ以上に落ち込んでくるとかとそれも考えられるんですけども、一応昨年度の11月ぐらいの実績というような形でそれに前後下がってくるんか、上がるんかなというような見込みを立てて組ませていただいております。  税金関係についてはそういう形で全部一応実績というような形で、今までやったらこのぐらい行くん違うかなというふうな形やったんですけども、それやったらちょっと不安というんですか、ぐあい悪いんと違うかというようなことで、一応21年度の12月のときの一応実績値も出しまして、それで下がるか下がらないかというような感じを入れて、加味させていただいて当初予算に金額を計上させていただいたというような形でございます。ですから、ちょっと町民税で言うたら、個人では一応約370万、380万というような金額ですね、減ってきてあるというような形で。  固定につきましては、一応固定資産税というのは物件がありますんで、その分について一応課税というのが決まっております。ただ法的に減額できるものとか、下がってくるもの以外については、もうそういう形で上げさせていただいとるというようなことです。  軽自動車税について、もちろん今現在3月末ぐらいの予測をしまして、12月末の現在から増減を考えまして、それで組まさせていただいております。  一応たばこ税につきましては、一応たばこ関係、ちょっと実績がどんどん減ってきてある中で、今年度も減るんじゃないかということで200万ほどの減額というふうな形で組ませていただいております。  税金関係は以上でございます。答えにちょっとなってないかもわかりませんけども。 ○議長(東久保秀人) 中平会計管理者。 ○会計管理者(中平光夫) 私の方からは譲与税の関係とか交付金の関係の予算の組んだときの考え方と申しますか、ちょっと述べさせていただきます。  国の予算を見ますと、譲与税や交付金、下がってはおりません。ほとんど21年度と同じ額が確保されております。ただ、政権が変わりましたので、その配分の方法とか、不透明なところもありますので、若干控え目に計上しております。  例えば、今度去年からですか、地方揮発譲与税、今のガソリン税なんですけども、その一つ前は道路特定財源でしたので、地方道路譲与税というような形で予算計上してたんですが、20年度の実績から考えますと、やや控え目に計上しました。  例えば、15ページを見ていただきますと、地方譲与税の中の地方揮発油譲与税というのがあります。800万計上しておりますが、これは昨年度は700万でした。ここは100万ふえてるじゃないかとおしゃるかもわかりませんけども、15ページのところに地方道路譲与税300万というのが前年度はありました。今年度はありません。これを合わせますと1,000万円ぐらいの前年にはみてたんですが、今年は控えまして800万というような形で計上しております。  それから、ほかの利子割交付金とか配当割交付金、これは国の予算というよりは世の中の情勢で利子がどんどん今安くなっていますし、配当金もどんどん減ってますので、それは勘案して減額しております。  それから、地方消費税交付金も一応16ページなんですが、前年度は4,300万計上しましたが、今年は4,000万、ちょっと300万円控えております。  それから自動車取得税交付金、これは今コマーシャル等で見かけますように、エコカー減税で取得税はぐんと下がっております。下がったままで地方にその金は来ないのかというとそうではありませんで、別の特例交付金の方でいただくようになっていますが、その分は計上しておりません。9番に地方特例交付金とありますが、ここへ自動車取得税の交付金の分が加算される予定ですが、額等もはっきりしませんので、今回は見送っております。  それから地方交付税につきましては、国の予算では6.8%の増加ということで大幅に総務省の方が要求しまして通っております。その6.8%を高野町にはめ込みますと約9,000万円ぐらい、率で考えますと9,000万ぐらい増になると考えられますが、算定の方法もかなり変わるように聞いておりますので、これもかなり遠慮しまして2,000万の増額にとどめております。  譲与税関係はそんなところです。  歳出を見ながら歳入も組んでいくんですが、財政健全化のために歳出もどんどん控えております関係上、それに見合って歳入の方も控え目に計上させていただいたと。それで予算が組めたということもあるんですが、譲与税交付金はそのような考え方でいきました。  それから、国庫補助金や県補助金の増減は毎年やる事業によって大きく変わります。ことしも国庫補助金はかなり伸びております。国庫補助金は10ページに前年度と比較した表があるんですが、国庫補助金で全体で1,713万9,000円の増額、それから県支出金の方は御指摘のとおり5,100万ぐらい増加しております。これも個々の事業、どの事業をするかによって大きく動きますので、個々の事業を見ていただかなければならないと思います。県がたくさん金をやろう、国がたくさん金をやろうというような補助金ではありませんので、やる事業によって毎年大きく動きます。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 7番、平野君。 ○7番(平野一夫) ただいまの総務課長並びに会計担当者から説明がありましたが、この町民税を考えたときに、数字があまり変わってないんですが、ここで先ほど言いましたように、いわゆる人口の流出というか、そういうことを考えたときに、かなり減ってきてるというような考え、それに伴う予算の収入を見込んでおったんかどうかということと。  それから、今会計の担当者からお話ありましたとおり、なるほどそれに見合うような地方交付税、そしていわゆる地方の財源として地方交付税とか、あるいは地方譲与税、それから自動車取得税、こういったものの収入によって、いわゆる町財源が保たれるわけでございますが、このうちでやっぱり昨年度と変わりないが、しかし少し今のお話でありますと多少は少し上がっているというのを聞きました。これもやっぱり国の政策とか、いろいろな都合で上がったんではないかとこういうように解釈してよろしいわけでしょうね。  それとともに、やや控え目の予算で執行しているということと、政権が変わったんでちょっとたくさんいただいておるということも今も聞いたんですが、この下の4ページの県支出金というところがありますが、このところで結局県の負担金並びに県補助金、それから県委託金というのがございます。ここらあたりを見ますと、県の負担金というのが非常に4,800万というんですか、昨年と比べたら恐らくマイナスになってるんじゃないかと思うんです。  それから、それに比べると補助金とか委託金というのが非常にアップされているということなんです。これが何で突出的に上がっているかということを見たときに、何か政策的に県が今後高野町に対してこうせないかんというような政策があるんかなということを考えたり、あるいは県がこれから補助金、負担金というのをなくし、補助金や委託金の方に項目を変えていくというような方向に持っていきゃせんのかなとそういうように解釈して、それならば今までだったら県の監査も受けておると思いますけども、今後県の監査がもっと厳しくなるんじゃないかと。その分ようけやるさかいに、なるたけ十分検討して使ってくださいよと、支出してくださいよということで監査が厳しくなってくるんじゃないかなということも、何か趣のようなものが考えられるわけですが、その点についてお聞きしたいんです。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 税金については、確かにおっしゃられるとおりどんどん減っているような状況です。何で総額にして去年と変わってないんかというのは、一応法人税が、閉鎖による法人の閉鎖もありますけど、一応販売回復というのがちょっと伸びておりまして、去年の同時期に比べると調定がふえております。ですからそういう販売がふえてきたという形で、法人税に対してはふえたというふうな予算を組ませていただいております。  ただ、個人的には所得は減ってきておるというような状態で、景気が悪いんじゃないかなというように思われますが、その会社的にしたらふえてきてるところがあるということで法人は上げさせていただいたというふうなことです。  それと固定資産税につきましては、今年度固定資産の評価見直しの増と、そして償却資産総務省評価分ということで、総務省の方から評価してきてある分があります。というのは関電の鉄柱の線とか、またうちで評価しなくて、一応国の方で評価をして、おたくのとこはこんだけがあるからというような金額が来てあるやつ、それの一応償却資産というのがふえてあると。そして交付金は、近畿の中国森林管理局の算定基準のちょっと見直しがありましたので、それによる増がありますので、固定資産と法人に関してはふえたというような形でございます。  そのほかはちょっと減ってある、たばこ税にしろ、都市計画、それからゴルフ利用税というような形でも減ってきてあるというのが当初予算の組むときの状況でございます。 ○議長(東久保秀人) 中平会計管理者。 ○会計管理者(中平光夫) 県の補助金なんですが、先ほども申しましたとおり、その年の事業によって大きく動きます。今年県の補助金が大きくふえましたのは、先ほどからの質問にもありましたふるさと雇用の関係であるとか、緊急雇用、これらでもう7,000万近くの予算を計上されておりますので、県補助金全体では5,400万円ふえております。  そして、県委託金の方へシフトをしているんじゃないかと、委託金がふえましたのは、単純に選挙が3つあります。26ページにありますが、県知事の選挙、県議会、それから参議院と3つ計上しておりまして、それが1,435万円計上しておりますので、県委託金がふえたのは原因はこれしかありませんので、別にシフトをされたというような内容のものではありません。  県負担金につきましては、負担金とつくものは大体県が条例で負担しなければならないというものがほとんどです。民生関係の児童手当のお金であるとか、そういうものがほとんどなんですが、今年に限りそういうお金が1,200万ぐらい減っていると。そういう状況でございます。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 7番、平野君。 ○7番(平野一夫) ありがとうございました。  それでなるほどお聞きしますとお答えいただいたんで、そうなんだろうなと理解いたしました。  そんなんで、非常にあまり予算がないということが裏づけております。控え控えのようないろいろな事業の推進についてひとつ御協力いただきまして、予算を執行していただいたらなとこういうように思っております。  以上で終わります。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  6番、北岡君。 ○6番(北岡三於) 1点だけお尋ねをいたしたいと思います。  前々からお尋ねをしようと思っておったんですけど、その都度都度忘れてまして、今回ひとつしっかり聞いておこうかなと思ってるんですけれども、歳入に関して、たしか数年前だったと思うんですが、ふるさと納税制度というのが設けられたと思います。多分その制度が生きておるんであるならば、今高野町でお勤めになられて、他の市町村へ税金を払っておられる方々、こういう方々からふるさと納税はあるのかないのか、ひとつこの辺をお尋ねいたしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(東久保秀人) 中平会計管理者。 ○会計管理者(中平光夫) ふるさと納税についてでございます。  この制度が始まってから4件ふるさと納税をいただいております。金額にしまして14万円、4件で14万円いただいております。大阪に住んでおられる方とか、遠くは横浜からも1件いただいております。一応高野町にゆかりがあった方で、一人の方だけは住民票を置いたことはあると聞きましたが、あとはちょっと高野山にちょっとゆかりがあるんでと寄附をいただいた方がおります。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 6番、北岡君。
    ○6番(北岡三於) 4件で14万円、大阪、横浜、そのあたりの方だとお聞きをしました。よくこの議会でも問題になったんですけれども、先ほどちょっと言いましたけど、高野山、あるいは高野町に勤めておられて、自分の通っておられるところに納税をしておられると。そういう方々にふるさと納税をお薦めする、お薦めといったらおかしいですけど、お願いをするようなことをしてみたらどうかなと。高野町に少しでも収入をふやせる。これが単年度で出したら知れたもんだと思いますけれども、これが5年、10年たってくれば相当な収入につながると思うんです。  そういうことをやることによって、他の市町村から高野町で働いて来られる方も、ふるさと納税をすることによって皆から、やゆと言うたらおかしい、されることもないような気もするんですけれども、そういうことをひとつお薦めしてみることも大事な手だと思うんですけれども、そういうことでどういうふうにお考えでございましょうか。 ○議長(東久保秀人) 高橋町長職務代理者。 ○町長職務代理者(高橋寛治) 改めて思いました。そういうことをやっぱりやっていただくことは大事なことだというふうに思いますので、今後検討させていただきながら、文書になるか、どういう形になるかは別にして、取り組んでみたいと思いますんで、よろしくどうぞお願いいたします。 ○議長(東久保秀人) 6番、北岡君。 ○6番(北岡三於) ぜひそういう方が受け入れやすいようなお願いをしてみたらいいと思うんです。そういうことを申し上げておきます。結構です。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) ないようですので、歳出に移ります。  歳出第1款、第2款の説明を求めます。  前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 33ページをお願いいたします。  歳出。  1款議会費1項議会費1目議会費、予算額5,420万3,000円、1節報酬2,484万円、2節給料725万4,000円、3節職員手当等893万3,000円、4節共済費604万1,000円、9節旅費260万9,000円、10節交際費20万円、11節需用費77万8,000円、12節役務費4万8,000円、13節委託料127万4,000円、19節負担金、補助及び交付金222万6,000円。  2款総務費1項総務管理費1目一般管理費、予算額2億5,918万8,000円、2節給料7,493万9,000円、3節職員手当等3,087万7,000円、4節共済費1,983万6,000円、7節賃金902万8,000円、8節報償費71万円、9節旅費20万2,000円、11節需用費1,409万4,000円、12節役務費878万1,000円、13節委託料318万5,000円、14節使用料及び賃借料1,051万円、19節負担金、補助及び交付金8,702万6,000円、2目文書広報費、予算額425万6,000円、11節需用費424万6,000円、19節負担金、補助及び交付金1万円。3目財政管理費、予算額6万4,000円、11節需用費6万4,000円。4目会計管理費、予算額95万円、11節需用費56万3,000円、12節役務費38万7,000円。5目財産管理費、予算額3,377万円、11節需用費で731万円、12節役務費111万9,000円、13節委託料で91万3,000円、14節使用料及び賃借料で186万7,000円、25節積立金で2,219万円、27節公課費29万1,000円、28節繰出金8万円。6目企画費、予算額1億2,526万1,000円、2節給料2,258万3,000円、3節職員手当等1,109万4,000円、4節共済費561万円、8節報償費24万5,000円、9節旅費125万9,000円、10節交際費150万円、11節需用費63万6,000円、12節役務費1万円、13節委託料3,226万円、14節使用料及び賃借料188万5,000円、18節備品購入費55万円、19節負担金、補助及び交付金4,762万9,000円。7目支所費、予算額818万4,000円、3節職員手当等7万8,000円、7節賃金488万3,000円、9節旅費4,000円、11節需用費116万円、12節役務費118万5,000円、13節委託料20万円、14節使用料及び賃借料67万4,000円。8目公平委員会費、予算額4万円、1節報酬3万6,000円、9節旅費4,000円。9目交通安全対策費、予算額168万円、1節報酬32万円、3節職員手当等4万円、9節旅費1万円、15節工事請負費120万円、19節負担金、補助及び交付金11万円。10目土地利用規制等対策費、予算額4万円、11節需用費で4万円。11目防災諸費、予算額608万円、7節賃金2万4,000円、9節旅費12万7,000円、11節需用費148万円、12節役務費35万2,000円、13節委託料159万6,000円、14節使用料及び賃借料95万5,000円、18節備品購入費20万円、19節負担金、補助及び交付金134万6,000円。12目集会所費、予算額111万8,000円、11節需用費61万4,000円、12節役務費50万4,000円。13目電算管理費、予算額2,722万円、11節需用費19万5,000円、12節役務費3万6,000円、13節委託料1,048万9,000円、14節使用料及び賃借料1,425万2,000円、18節備品購入費224万8,000円。14目インターネット管理費、予算額649万円、11節需用費72万5,000円、12節役務費160万2,000円、13節委託料152万3,000円、14節使用料及び賃借料189万円、18節備品購入費75万円。15目桜ヶ丘管理費、予算額779万5,000円、11節需用費8万円、13節委託料7万5,000円、15節工事請負費64万円、25節積立金で700万円。16目人権推進費、予算額227万5,000円、1節報酬135万円、8節報償費4万円、9節旅費6,000円、11節需用費75万円、19節負担金、補助及び交付金12万9,000円。17目総合行政ネットワーク管理費、予算額67万3,000円、13節委託料36万2,000円、14節使用料及び賃借料30万6,000円、19節負担金、補助及び交付金5,000円。18目町有林管理費、予算額60万1,000円、12節役務費60万1,000円。19目諸費、予算額2,586万5,000円、8節報償費402万6,000円、11節需用費1万1,000円、19節負担金、補助及び交付金22万8,000円、22節補償、補填及び賠償金30万円、23節償還金、利子及び割引料2,130万円。2項徴税費1目税務総務費、予算額3,141万4,000円、1節報酬3万円、2節給料1,346万3,000円、3節職員手当等594万9,000円。4節共済費332万4,000円、7節賃金30万3,000円、11節需用費29万3,000円、13節委託料757万3,000円、14節使用料及び賃借料35万3,000円、19節負担金、補助及び交付金12万6,000円。2目賦課徴収費、予算額251万3,000円、11節需用費116万4,000円、12節役務費4万6,000円、13節委託料4,000円、19節負担金、補助及び交付金29万9,000円、23節償還金、利子及び割引料100万円。3項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民基本台帳費、予算額2,176万9,000円、2節給料940万4,000円、3節職員手当等338万6,000円、4節共済費235万円、11節需用費63万2,000円、12節役務費13万3,000円、13節委託料181万6,000円、14節使用料及び賃借料396万5,000円、19節負担金、補助及び交付金8万3,000円。4項選挙費1目選挙管理委員会費、予算額20万3,000円、1節報酬17万円、9節旅費5,000円、11節需用費2万8,000円。2目参議院議員通常選挙費、予算額640万円、1節報酬112万2,000円、3節職員手当等183万4,000円、7節賃金33万円、11節需用費252万円、12節役務費24万円、13節委託料30万円、14節使用料及び賃借料5万4,000円。3目県知事選挙費、予算額630万円、1節報酬109万5,000円、3節職員手当等183万4,000円、7節賃金33万円、11節需用費246万1,000円、12節役務費24万円、13節委託料30万円、14節使用料及び賃借料4万円。4目県議会議員選挙費、予算額165万円、11節需用費110万円、12節役務費23万円、13節委託料30万円、14節使用料及び賃借料2万円。衆議院議員総選挙費は今年度はありません。5項統計調査費1目指定統計調査費、予算額14万円、1節報酬6万8,000円、11節需用費3万1,000円、12節役務費1万円、14節使用料及び賃借料1,000円、19節負担金、補助及び交付金3万円。2目地籍調査費、予算額1,929万1,000円、1節報酬40万円、2節給料332万1,000円、3節職員手当等189万2,000円、4節共済費81万9,000円、8節報償費2万円、9節旅費12万5,000円、11節需用費89万6,000円、12節役務費5万5,000円、13節委託料1,123万9,000円、14節使用料及び賃借料45万3,000円、19節負担金、補助及び交付金4万6,000円、22節補償、補填及び賠償金2万5,000円。3目国税調査費、予算額408万1,000円、1節報酬239万6,000円、3節職員手当等20万円、7節賃金30万円、9節旅費8万7,000円、11節需用費43万円、12節役務費48万8,000円、14節使用料及び賃借料18万円。6項監査委員費1目監査委員会費、予算額32万3,000円、1節報酬30万円、9節旅費8,000円、11節需用費1万5,000円。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(東久保秀人) これをもって歳出1款、2款までの説明を終わります。  これから質疑に入ります。歳出1款、2款について質疑はありませんか。  6番、北岡君。 ○6番(北岡三於) まずは38ページでございます。委託料ですね。デマンドタクシー運行委託料、これは相当の増額になっておりますが、これはいかなる理由でこのような増額になったのかお伺いをいたします。  それから、もう一つは39ページでございます。6目企画費の説明欄の8段目ですね。地域公共交通補助金、これもかなり減額になっておると思いますので、このあたりの事情等を御説明いただけたらありがたいと思います。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) 御質問いただきましたデマンドタクシー、38ページでございます、デマンドタクシーの運行委託475万5,000円の計上理由を御説明させていただきます。  実は昨年3月にこの高野町で地域公共交通活性化協議会という協議会を立ち上げまして、そこで高野町の公共交通について検証していくという協議会を立ち上げました。それで、その協議会にはもちろん国、県、警察、公共交通関係者、町民代表等、いろんな皆さんに入っていただきまして、公共交通を見直す中でこのデマンドタクシーの運行が出てきたわけでございます。  基本的に、この基本方針としまして、デマンドタクシーと地域公共交通の補助金と重複する箇所がございますので、一緒に説明させていただきます。  基本的にこの生活交通の確保を考えていく中において、3つの項目を基本としてこの事業を考えました。まず一つとしまして、通院や買い物、また高校生の通学など、日常生活に必要な活動を確保するための公共交通サービスが必要な地区に対し、公共交通サービスを提供するという一つ。もう一つは、公共交通サービスの提供に当たっては、できる限り効率的な方法を導入する。3つ目としまして地域間の公平に配慮する。この公平というのは賃金を同じにするとか、費用、回数を同額にするというものではなく、生活に必要な活動機会が同じ程度に確保されるという、この3つを基本方針に取り組んで考えた事項でございます。  それで、デマンドタクシーとしまして、高野町で公共交通の空白地区、湯川地区、杖ヶ藪地区、西郷地区、大滝地区、この地区をタクシー輸送よるデマンド方式、そしてまた今ある既存の公共交通を廃止して、新しい交通形態をつくりたいということで、高根地区、これは南海りんかんバスが清川橋から走っております地域でございますが、高根地区。それと富貴筒香が走っております、高野山タクシーが走っておりますこの区間。それと五條タクシーが走っております五條橋本間、この3路線については既存公共交通の廃止を前提とした地区ということで考えております。  それとまた既存公共交通との併用地区としまして、神谷地区、西細川地区、花坂地区、この3地区も考えております。  それに伴いまして、この公共交通の補助金が減額になっておりますのは、南海りんかんバスにつきましては、清川線、この線を廃止して、新しく違うシステムを入れる。それと奈良交通につきましては、予算は現状でございますが、奈良交通についても検討路線としております。  それと有田鉄道につきましても、現状でございますが、高野山の中、乗り入れ地域を広げるということで、路線役場前、高野山病院前その辺まで延ばせるような方向で予算の方を検討しております。  それと高野山タクシーの筒香富貴間につきましては、昨年度の2分の1額、250万円計上してございます。  これはどういうことかと申しますと、4月になりましたら新しく路線認可であるとか、一気に路線が変えられないということで路線認可の関係、そしてまた奈良交通につきましては五條市、そしてまた奈良交通の運行についても協議が必要となってまいりますので、4月になりましても急に変えることができませんので、今の費用半額と新しい方式というものを併用して予算の方を組み込んでございます。  この予算計上につきましては、12月に予算計上しておりますので、それから若干変わってきております地域もございます。この路線バスにつきましては、高野町でもいろいろ問題のある地区もございますし、実は高野町全地域で地域住民の意向、そしてまた要望をすべて地域で聞き取り調査をして、それでそれを持ち帰って、一番この地区にはどういうふうにするのが一番よいかということもプランとして提案して、再度地域に出向きまして、地域の皆さんとお話し合いをした次第でございます。すべて地域の要望におこたえするということは物理的にも不可能でございましたが、最低限地域の要望、例えば花坂地区であればかつらぎ町のコミュニティバスのバス停で利用したいとか、相の浦地区にあれば、高野山病院まで行くのにかさ国さんの前から病院まで延ばしてほしいとか、最低限の条件は各地域でもクリアしたつもりでおります。  それと、今年の4月から高野山病院が予約方式に変わるということで、できるだけ医療機関についても、今後も町立高野山病院を使っていただきたい、公共交通機関があればそういう利用もできるんじゃないかということで、病院の事務長と一緒に地域にも出向き、病院の予約説明と同時にこの地域においての時間帯、そしてまたあまり利用価値のない公共交通については基本的に廃止という形で、4月から進めていく予定の予算計上でございます。  ただ、聞いてみますとやはり路線認可の問題、いろんな問題で最低6カ月ぐらいはかかるというようなお話も聞いてますし、また奈良交通につきましては五條市との調整ももちろん要ってまいりますので、調整には若干時間がかかるかわかりませんが、できればことしの秋をめどに新しい交通の方法を導入したいと考えております。  また、デマンドタクシー等できるものにつきましては、随時運行可能な限り進めていけばいいかなと思っております。  そして、このシステムにつきまして、公共交通の協議会、法定の協議会でございましたので、3年間の実験ということで国の方から2分の1以内ということで、当初2分の1の予定でお話を聞いておったんですが、いろんな政権交代の関係で2分の1以内ということで、幾らかわかりませんが、基本は2分の1をめどとして4月になりましたら国の方へ申請する予定でございます。  それで、3年間の実験が終わりまして、実験で終わるのではなく、この実験を将来的に進めていけるような実験ということでございますので、年度途中によいシステムが見つかればどんどんシステムを切りかえながら、将来的につなげていけるようなそのような実験を3年間で行いたいということで予算計上してございますので、若干9月補正で調整が必要かとは思いますが、基本的なラインで予算計上させていただいております。  以上でございます。 ○議長(東久保秀人) 6番、北岡君。 ○6番(北岡三於) まことに明確な答弁でございました。ありがとうございました。これからお尋ねしようと思っていたことも先、先、お答えいただきましたので、もうこれ以上質問することはございません。どうぞしっかりとこの法定協議会で地元の御意向をしっかりとくみ取って、今後とも頑張ってやっていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  11番、西辻君。 ○11番(西辻頼数) 42ページでございますが、14目インターネット管理費というところでございますが、これで14節使用料及び賃借料189万、サーバー使用料とありますが、これは過日の新聞報道によりますと全国数ある自治体の中でも193自治体においてはサーバーが無防備であるというふうな記事も出ておりましたが、これは複数のコンピュータを接続してネットワークの要となるデータなどを集約したり、提供するコンピュータであると。サーバー攻撃を受けた場合に、簡単に不正アクセスを許すおそれがあるというふうな、無防備についてはそういう心配ごとが出ておりました。当町におきましてもそういったことは十分警戒をし、その手だても立てておられることと思いますが、機器等の保守点検委託料というようなことも、予算でも委託料で上がってもおりますけれども、あるいはまた自治体のセキュリティ対策協議会というのもあったりしますが、そういう心配はないものでしょうか。あるいはまた指導も受けたことがあったんでしょうか。答弁をいただきたいと思います。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) インターネット管理費のことで、これインターネット管理費は一応職員の机の方に置いてあるコンピュータのあれでございます。それにつきましては、一応今までそういう攻撃とかというのは受けたことはありません。そのほかにうちの財政システムとか戸籍システム、そういうのも別のところで個別にサーバーというような形で管理してあります。そういうふうなことについても、特にそれは注意をするような形では行っております。  ただ、受けたことがありませんので、この場で受けて大丈夫ですというようなこと、ちょっとすごい人が幾らでもよそから、世界中というようなとこから来るような時代でございますので、そういう対策は十分気をつけて注意してやっております。  そんなんですが、こっちの方へまだ来たことがないというので、ちょっと全然そういうことがありませんので、どうかと言われればちょっと不安な面もありますけども、それについては一応うちの方の電算の担当者、ウイルスバスターとかいろんな形でウイルスをいただかんようにするとか、シャットアウトするとかというような手段はして、定期的にはそういうウイルス対策というような形ではどんどんやっております。  ただ、こっちの方へそういう形で攻撃が来るか来んかというときになったらちょっとそれは疑問ですけども、そういう体制はそのサーバー委託等の連携等もありまして、そういうことはないようにということでは進めておりますので、今現在そういう程度しかお答えできませんが、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(東久保秀人) 11番、西辻君。 ○11番(西辻頼数) どこの自治体でも同じようなことでございましょうが、やはりそれは定期的な点検であるとか、あるいはまたいざというときの処置、対応の仕方等も事前に十分検討しながら、共通する各課との連携も持ち合わせて、安全に行政事務に携わっていただけたらとそんなふうに思います。よろしくどうぞお願いしておきます。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) すみません、3件お尋ねをいたしたいと思います。38ページです。  デマンドタクシー運行委託料の件で今質問されておりまして、回答がありましたので、その仕組みがわかりました。お尋ねしたかったのは、この次のページの地域公共交通補助金が660万ほど減額になっております。そして上でデマンドタクシーの運行委託料で440万ほどふえておりますんで、この事業が関連しておるんかなと思っておったんですけれども、そうではないということであります。  地域公共交通補助金が660万ほど減額になったのは、南海りんかんバスの清川線が廃止になったと。これはどのくらい廃止になったということと、それから奈良交通においても減額ですか。有田鉄道においては前回において増額したということだったと思います。そういうことで非常に大きなものが、660万というものが減額になっておりますんで、そのちょっと内容をお聞きしたいと思います。  次に、41ページでございますけれども、下から3番目にあります負担金、補助及び交付金の中で、防災ヘリコプターの負担金ってあるんですけれども、この取り組みがどないなっているんかということがちょっとわかりません。これはお教えいただきたいと思います。  そして、これは恐らく1年続いて要請することも、災害防災ヘリですから、要請して、高野町が使用するといったことは今までもなかったんではないかとこんなふうに思うんですけれども、これのちょっと仕組み、取り組みをお聞きしたいと思います。これ要請するのは高野町長の方でしょうか、消防署の方でしょうか、簡単に説明をいただければ結構でございます。  これもちょっとわからんでお尋ねするんですけれども、51ページです。地籍調査事業委託料ですけれども、山外地区においては19年、21年度でやられているようでございまして、20年度においては蓮花谷の一部でやられたと、ちょっと私はそんなふうにメモしてあるんですけれども、これは地権者というのは山内の場合はほとんど金剛峯寺であるわけなんですけれども、金剛峯寺と話し合いの中でその事業を進めていくんだろうと思うんですけれども、地籍調査が入りまして、これ本山の台帳に登記している面積と、こんな調査によって上がってくる面積との開き、違いというものが多少生じてくるかもわかりませんし、そういうことはあり得ないんやということになるかもわかりませんし、もし多少ずれが出てくるといえば、どんな調整を先にされるんか。そんなとこをちょっと心配してるんですけれども、その辺の事情をお聞きしたいと思います。以上3つです。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) 地域公共交通の補助金のところから御説明させていただきます。この件につきまして、ちょっと僕先ほどの御説明でわかりにくいことを言ったんかなと思ったので、もう一度御説明させていただきます。  この地域公共交通につきまして、南海りんかんバス、奈良交通、有田鉄道、高野山タクシーとこの4社に助成しております。その中で最も効率的な運行方法があるんじゃないかという結論のもとで、清川橋線の利用があまり少ないと、そういうことでりんかんバスにつきましても、ただし、この4業者とも4月から急に廃止するということはできませんので、4月になりましてもこのままの状態の運行は続きます。続きながら路線認可を変更するであるとか、補助金の話し合いがどんどん進んでいくということでございますので、4月から6カ月間ぐらいはそのような今のままの状態が続きますので予算措置をしておりますが、という前提のもとで、りんかんバスにつきましては半額、35万円の減額、それと筒香富貴線につきましても250万の減額ということで、600万の減額となっております。  ただし、この後それじゃあどうすればいいのかという問題が多分出てくると思うんです。地域の方には今まで少なくとも何回かの利用があったということで、それにかわる足の確保というのが必要になってきますので、そのときにこのデマンド方式を取り入れて、地域が困らないような方向で公共交通の組み立てをしたいと、このように考えてございます。  以上でございます。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 防災ヘリコプターの52万9,000円、これにつきましては和歌山県の防災ヘリコプター運航連絡協議会の負担金でございます。ですから、防災ヘリコプターの運営をしていくときの町負担分でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  そして、災害とかそういうときについては、全部すべて町からということで、町長になります。場合によっては、緊急を要する場合だったら、その部署から出る場合もありますけども、最終的には書類上としては町長から、町からお願いするというふうな形になります。  そして、地籍調査のあれなんですけど、一応今年は蓮花谷ということで、来年度からは小田原谷に入るということです。そして本山との兼ね合いというんですか、それは立ち会うときには一応本山と、今土地を買ってある人、3者、したがって町と本山と買ってある人の隣り合わせのとこという形で入って、そこで境界を決めます。そして、うちではかった分を本山とも協議いたしまして、本山の方がそれに変わっていくような形になろうかと思います。  全体的に、一般的には登記が変わった時点ですべて皆変わってきて、そういう形で運用していくようになります。 ○議長(東久保秀人) 8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) この39ページの地域公共交通補助金、去年との対比で668万減っておるんですよ。そして今の説明では南海の清川橋線が廃止されたのも35万ほど減になると。予算を持って4月以降6カ月ほどこの予算でやっていかないかんということなんですけど、それだけのものが減ってますので、これは何で減っておるんかなということをお尋ねしとるわけですので、よろしくお答えいただきたいと思います。  防災ヘリの仕組みというんですか、協会に対する負担金ということで了解できております。  そして、この地籍調査のこの結果が優先されることになっているんかな。それによって本山の方の登記面積が変更されていくんかなと、そういうことを心配しておるんですけれども、そういう形になるわけですか。地籍調査が優先されて、今後山内の面積、地目等が変わっていくという解釈でいいわけなんでしょうか。その点をちょっとお尋ねします。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) それにつきましては、一応やって済んだところから法務局の方へ提出して、それが国の方へ行きます。それが順次そういう形で決定になってくるので、当然台帳の方も登記簿の方に合わせてくるようになります。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) 減額でございますが、有田鉄道につきましても約31万円程度減額予定にしてございます。昨年、たしか236万5,000円当初で予算計上しておったわけですが、207万程度で何とかいけるんじゃないかという、実績から見て有田鉄道の方も減額してございます。  以上でございます。 ○議長(東久保秀人) 8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) 了解です。  それでこの地籍調査の件で、本山の方はそれでいいというような話し合いになっとるわけですか。私の記憶するところにおいては、高野山の面積、高野山の本山の面積というのがもう決まっておって、その面積は変更しないんだという流れがあります。登記をやりかえるということをしない。その証拠に、道路敷きになったとこなんかもそのまま残して、その部分は買っていただいておるというような形をとってますけれども、そのたびに道路敷きとか、そういったものを提供したときに登記がえをしとるかと、してないわけですね。そういうふうな流れの中で、地籍調査が優先されて、面積が出た、それによって登記、これで行きますよと。当然地籍調査というのはそれだけの確かな権限に基づいて確かなものが出てくるんだろうと思うんですけれども、本山との話し合いができて、本山が了解するような形に、右にならえのような格好でついてこいよという内容になっておるんか、その辺の話し合いを最後にもう一遍聞かせていただきたい。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) これについては、十分本山との方も協議を行っております。 ○議長(東久保秀人) しばらく休憩します。               午後 3時52分 休憩               午後 4時05分 再開 ○議長(東久保秀人) 休憩前に引き続き、議事を進行します。  総務課長より、地籍調査に関して訂正の申し出がありましたので許可いたします。  前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) すみません。先ほど通常の登記の方法、地籍の過程を申し上げました。高野山の山上につきましては、当初はそのような形で進めてありました。今は本山のことですので、地代関係については本山に一切をお任せしてあるということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑はありませんか。  4番、所君。 ○4番(所 順子) 二、三質問いたします。細かいことですけれども、38ページの講師謝礼24万5,000円と、その下の旅費、費用弁償、普通旅費が114万9,000円。それと42ページですね、指導員報酬135万円。それと使用料及び賃借料、サービス提供設備リース料30万6,000円、これについて説明をいただきたい。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) 御質問いただきました報償費の講師謝礼の件でございます。これにつきましては、町外講師1万円の10万円、それと町内講師1万5,000円の3回という形でとっております。この講師謝礼につきましては、高野山大学と連携した高野山創造学、それと職員で今勉強会をしております周辺集落等の勉強会とか、そういうことを事業として取り組んでおります。そしてまた、新年度、22年度につきましては、先ほどから御質問いただいております地域共同ビジネス支援事業、地域再生環境整備事業等の事業が入ってまいりますので、そのときの講師という形で設けております。  それと旅費につきましては、講師旅費ということで5万5,000円、東京です。2回、それと普通旅費としまして町長、副町長、一般職員の旅費をここで計上してございます。一応予定としまして、町長、副町長、東京1泊2日、町長、副町長、東京2泊3日、一般職員東京1泊2日、それと一般職員の大阪府下ということで、予算想定のもとで計上してございます。  以上でございます。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 人権推進費の報酬ですね。指導員報酬、これは人権推進室の専門員の報酬でございます。人権推進室の専門員です。うちで置いてます人権推進室の中におる人権推進専門員という形で置いております。職員というよりも、正規の職員でありません。そういう形で名前は清水です。 ○議長(東久保秀人) 中平会計管理者
    会計管理者(中平光夫) 43ページのサービス提供設備リース料でございます。ここは総合行政ネットワーク管理費という目になってます。市町村と都道府県、国を専用回線でつないでる、最もセキュリティの高い回線と申しますか、つながっている回線でございます。  そのサービス提供装置といいますのは、6年ぐらい前に一括で購入しておりました。耐用年数が過ぎて、去年やりかえまして、5年リースで契約しておりますので。うち側のサーバーみたいなものです、サービス提供装置というのは。それのリース料でございます。 ○議長(東久保秀人) 4番、所君。 ○4番(所 順子) 認識不足のいろいろな講師さんがおいでになるんでわかりません。  それとリースのところですけれども、今回電気自動車もお買いになるということを計上してくださって、説明を受けましたですけれども、公用車のリース料というのはさっぱり出てきませんけれども、あれはどの辺に入っているんですか。新しい公用車をお買いになっているはずですけれども、私たちは古いのに乗っているのでわかりませんが、町長車はたしかリースでお買いになったとか前にお聞きしたんですけれど、あれはどの辺のリース料で出ているのでしょうか。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 37ページの財産管理費14節使用料及び賃借料、自動車使用料でございます。 ○議長(東久保秀人) 4番、所君。 ○4番(所 順子) 年間に117万9,000円ですか。これは何年リースですか。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 3年でございます。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  9番、西山君。 ○9番(西山茂之) 37ページの携帯電話基地局ということで、見なれん言葉が出てるんですけども、維持管理委託料とか、電柱共架料、この件について詳しく説明いただけたらありがたいと思います。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) この件につきまして、現在大滝で携帯電話の基地局をつくっております。ドコモの進出ではなく、こちらからの誘致の方の携帯電話の基地局に係る費用でございます。 ○議長(東久保秀人) 9番、西山君。 ○9番(西山茂之) 大滝地区が電話が入りにくいので基地局をつくるという説明でございますが、スカイラインの方も入りにくいところがあるんですが、その基地局によってスカイラインの方も受信可能なようにできるように研究されておられますかどうか。  それと、そうしていただくことによって大滝の人は便利になるんですが、この前、テレビで報道されておりましたけども、防災無線ですか、つけていただいてありがたいと言ってこっちと話をしておりましたが、そういう活用方法についてもこれが役立っておるのですかどうか。  それともう一つ、地デジ対策であの辺がテレビが入らないと、それにはこちらから電波を送っていかないかんと言うてました。その対策の電波用の電柱ですか、そういうふうなことに共用されるとか、そういうようなことは検討されておるのでしょうか。その3点についてお聞きしたいと思いますが。 ○議長(東久保秀人) 前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 通信確保のための通信機、あれについては今回のほかのものには一切関係ございません。直接放送、マイクを持って電波を発射したら、うちの役場の方につながるようになっております。どこも中継とかそういうのはありません。 ○議長(東久保秀人) 佐古企画課長。 ○企画課長(佐古典英) 今回、大滝の方で基地局をつくったのは、平成21年度、国の方の地域活性化の公共投資の事業を充てて建てた事業でございます。  それでなぜ大滝に建てたかと申しますと、もちろんスカイライン入らない、それと小辺路ルート、あそこを歩く方が迷子になった場合とか、非常に危険性も伴うし、何とか大滝地区で携帯がつながるようにしてほしいというふうな、そういうふうな要望もございまして、大滝自身、人口的には少ないんですが、周辺、スカイラインの方も全エリアというのは無理なんですけども、大滝周辺はもちろんスカイラインも入るということで電波検査で伺っております。それと、小辺路の一部部分、そういうような感じで今回公共投資の方の国の2次補正の分を使わせていただきました。  それと、地デジにつきまして、大滝地区につきましては、高野山の基地局で電波が出た状態で調整したいということで、その鉄塔につきましては、地デジの方は併用の予定はございません。 ○議長(東久保秀人) 9番、西山君。 ○9番(西山茂之) 御説明ありがとうございます。スカイラインだけじゃなしに、世界遺産の小辺路の方も活用できるように検討されておるということを聞きまして、まことに心強く思っております。  ありがとうございました。よくわかりました。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) ないようですので、歳出3款、4款の説明を求めます。  前西総務課長。 ○総務課長(前西一雄) 52ページをお願いいたします。  3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費、予算額1億5,099万9,000円、2節給料2,421万6,000円、3節職員手当等1,022万3,000円、4節共済費605万1,000円、8節報償費6万円、9節旅費1万円、11節需用費6万7,000円、12節役務費15万3,000円、13節委託料350万6,000円、14節使用料及び賃借料24万円、19節負担金、補助及び交付金1,592万円、20節扶助費4,255万1,000円、23節償還金、利子及び割引料2,000円、28節繰出金4,800万円。2目老人福祉総務費、予算額1億8,348万2,000円、7節賃金5万5,000円、8節報償費204万円、11節需用費71万2,000円、12節役務費17万円、13節委託料154万4,000円、19節負担金、補助及び交付金1,545万3,000円、20節扶助費1,700万6,000円、23節償還金、利子及び割引料2,000円、28節繰出金1億4,650万円。3目国民年金事務取扱費、予算額721万6,000円、2節給料397万1,000円、3節職員手当等206万4,000円、4節共済費100万7,000円、11節需用費7万3,000円、12節役務費10万1,000円。4目老人憩の家運営費、予算額1万1,000円、12節役務費1万1,000円。5目保健福祉センター費、予算額118万7,000円、11節需用費104万9,000円、12節役務費4万5,000円、13節委託料6万7,000円、14節使用料及び賃借料2万6,000円。6目富貴高齢者生活福祉センター費、予算額941万6,000円、11節需用費10万円、12節役務費7万3,000円、13節委託料919万2,000円、14節使用料及び賃借料5万1,000円。7目地域包括支援センター費、予算額596万円、9節旅費3万円、11節需用費4万2,000円、12節役務費3万9,000円、13節委託料42万9,000円、19節負担金、補助及び交付金542万円。2項児童福祉費1目児童福祉総務費、予算額805万6,000円、11節需用費3,000円、13節委託料357万4,000円、19節負担金、補助及び交付金18万8,000円、20節扶助費423万2,000円、23節償還金、利子及び割引料5万9,000円。2目母子福祉費、予算額270万2,000円、8節報償費60万円、11節需用費3,000円、13節委託料7万8,000円、19節負担金、補助及び交付金10万円、20節扶助費192万円、23節償還金、利子及び割引料1,000円。3目児童措置費、予算額3,242万9,000円、11節需用費6,000円、20節扶助費3,242万3,000円。4目児童館費、予算額18万8,000円、11節需用費11万6,000円、12節役務費7万2,000円。5目富貴保育所費、予算額11万1,000円、12節役務費11万1,000円。6目花坂へき地保育所費、予算額6万5,000円、12節役務費で6万5,000円。7目高野山保育所費、予算額5,651万1,000円、2節給料2,227万8,000円、3節職員手当等930万3,000円、4節共済費558万3,000円、11節需用費68万円、12節役務費9万円、13節委託料1,827万7,000円、18節備品購入費30万円。8目高野山多目的集会所費、予算額20万3,000円、11節需用費9万2,000円、12節役務費1万1,000円、13節委託料10万円。9目町外保育所費、予算額240万円、13節委託料で240万円。3項災害救助費1目災害救助費、予算額3,000円、7節賃金1,000円、9節旅費1,000円、11節需用費1,000円。2目災害対策費、予算額3,000円、9節旅費1,000円、11節需用費1,000円、12節役務費1,000円。  4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費、予算額1,895万1,000円、2節給料997万8,000円、3節職員手当等378万1,000円、4節共済費245万1,000円、7節賃金25万5,000円、11節需用費20万8,000円、12節役務費14万8,000円、19節負担金、補助及び交付金209万2,000円、27節公課費で3万8,000円。2目予防費、予算額901万7,000円、8節報償費12万6,000円、11節需用費129万4,000円、12節役務費2万4,000円、13節委託料754万2,000円、14節使用料及び賃借料3万円、23節償還金、利子及び割引料1,000円。3目母子保健費、予算額350万8,000円、1節報酬8万8,000円、8節報償費36万4,000円、9節旅費2万4,000円、11節需用費6万円、12節役務費1万1,000円、13節委託料265万7,000円、20節扶助費30万4,000円。4目診療諸費、予算額1億7,600万円、28節繰出金1億7,600万円。2項環境衛生費1目環境衛生費、予算額472万9,000円、8節報償費2万円、11節需用費169万3,000円、12節役務費53万3,000円。13節委託料230万8,000円、14節使用料及び賃借料2万6,000円、19節負担金、補助及び交付金11万1,000円、27節公課費3万8,000円。3項清掃費1目清掃総務費、予算額9,222万7,000円、2節給料1,681万2,000円、3節職員手当等742万8,000円、4節共済費420万1,000円、9節旅費9,000円、11節需用費4万5,000円、14節使用料及び賃借料55万3,000円、19節負担金、補助及び交付金6,316万9,000円、23節償還金、利子及び割引料1万円。2目塵芥処理費、予算額1億9,090万2,000円、2節給料333万6,000円、3節職員手当等149万1,000円、4節共済費84万1,000円、7節賃金218万5,000円、11節需用費888万3,000円、12節役務費61万3,000円、13節委託料5,814万3,000円、14節使用料及び賃借料180万3,000円、15節工事請負費1億1,358万8,000円、27節公課費1万9,000円。4項上下水道費1目上水道施設費、予算額2,200万円、28節繰出金2,200万円。2目下水道施設費、予算額5,450万円、28節繰出金5,450万円。5項環境費1目環境対策費、予算額3,145万円、15節工事請負費3,145万円。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(東久保秀人) これをもって歳出3款、4款までの説明を終わります。  これから質疑に入ります。歳出3款、4款について質疑ありませんか。  3番、目黒君、 ○3番(目黒寿典) 1点だけ質問しときたいと思います。62ページ、予防費の中の一番最後の方にありますインフルエンザ予防接種委託料300万6,000円。あともう一つ下に、新型インフルエンザ予防接種委託料というのが3万6,000円の計上ですけども、本年度は学校関係は本当にこの春の新型インフルエンザに始まって、新型インフルエンザで終わったと言っても過言ではないぐらいのあれでしたが、次年度に向けて新型インフルエンザの予防接種委託料、これで大丈夫かなどうかなとちょっと不安に思うんですけども、その辺はいかがなものか、ちょっと質問したいと思います。 ○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) インフルエンザ予防接種委託料という御質問かと思います。まずインフルエンザ予防接種委託料、上の方ですけども、これはあくまでも季節性の、65歳以上の高齢者の方を対象にした、10月から1月末までの期間限定のものです。  それと新型インフルエンザは昨年猛威をふるった新型インフルエンザに対する予防接種ということで、予算要求時期におきまして、とにかく新年度まで続くのかどうかと、そういうところを探っておったわけですけども、結局、国あたりも具体的な結論が出てなかったということで、とりあえずは7月当初ぐらいの予算だけ組んでおくという形でこういう予算計上をしております。  現実的にはまた平成22年度もまだ継続して接種が行われるというのが事実です。ただし、最近の状況を見ておりますと、予防接種を受けられる方、激減しております。流行もかなりおさまってきて、学校、あるいは幼稚園等の集団感染というのも減ってきておるような状況です。したがいまして、これは実際に4月になってみないとわからないものなんですけども、何とか乗り越えられるかなというところで考えております。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 3番、目黒君。 ○3番(目黒寿典) ありがとうございます。  もうこちらに教育委員会の方もおられますけども、高野山小学校におきましては2月の段階でまだインフルエンザの生徒さんがおられました。今はなくなっているということでございますけども、繰り返し学校関係としては、昨年的確な先生の判断といいますか、学級閉鎖等をしていただいて、うつらなかった学年等もありまして、そのかわりうつった学年は何度も何度も学級閉鎖をしたために、授業の追加等で大変苦労していただいたわけでございますけども、現実に今阪田課長さんのお話じゃないですけど、終結というところまで行ってないもんですから、もしこれが発生したときには、早急に措置していただくようにだけお願いしておきたいと思います。それだけお願いしまして、質問を終わらせていただきます。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  4番、所君。 ○4番(所 順子) 57ページの19節のつくしんぼ園入所分担金18万8,000円、59ページの委託料、保育業務委託料1,079万4,000円と給食業務委託料604万3,000円、これを説明をいただきたい。 ○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) まず57ページのつくしんぼ園入所分担金ということです。御存じだと思うんですけど、つくしんぼ園というのは、高野口町の伏原にある障害児保育を専門にやっておる保育園です。18万8,000円というのは、過去には保護者がお金を出し合ってやっていたときには、45万円ぐらいの分担金があったんですけども、桃山町の桃郷という社会福祉法人に引き抜かれてから、市町村の分担金はがたっと減っております。今、たしか高野町でお一人通園されているというのをお聞きしております。  次に、保育園の関係です。59ページですね。保育所業務委託料、これは高野山学園さんの方へ保育所部分の業務委託ということで、ランニングコストとか、そういった部分の経費に関する委託料です。保育園運営に係るランニングコストです。ですから、保育士の人件費では直接支払いという形で今年度も計上しておるかと思います。  給与費の人数ですかね。一応昨年より、ごらんいただいたら給与費の分というのはかなり大幅にふえております。これは富貴の保育園が園児がいなくなったということで休園ということで、2名分保育士がちょっと余っているということで、とりあえずは予算上のことなんですけども、2名分の人件費をここで計上していると。派遣する、派遣せんというのは担当課としてはまだ具体的なところはわかりかねる部分です。  給食業務委託料というのは、これは昨年こういう経費がなかったんです。給食の費用、現実的に平成21年度は光熱水費は別として、保育園児分の支払いは直接この民生費の方で支払っていたと。給食センターの方へ一元化してということですけども、契約上は保育所給食の調理と、それから搬入ですね、その契約をしております。費用の支払い云々というのは直接必要経費は保育所は保育所の方で払っているということになっておりました。  平成22年度からは委託ということになります。1食これが450円ですかね。450円ということで、1食単価で年間何食という形の契約を行います。今まで直接支払っていたやつをもう委託という形で出すという形の予算組みをさせていただいております。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 4番、所君。 ○4番(所 順子) ちょっと理解できなかったんですけれども、そうすることによりますと、4月までの形ということですか、この形は。その辺をもう一回説明してほしいんですけど、ちょっとわかりにくかったです。平たく言ってよ。 ○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) これ給食業務ですけども、3月までは給食施設、幼保一元化してますけども、支払いに関しては学校分、それから保育所分の支払いは別個になってます。ですから、保育所分の人数の材料費がうちへ回ってきて、それを払っているというなんです。4月からは違います。委託契約をきっちりと、調理から搬入から材料の購入から全部、教育委員会の方へ委託して、そのかわりに1食あたり450円の委託料で契約して、給食を搬入していただくと、そういうやり方を4月1日から予定しております。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 4番、所君。 ○4番(所 順子) 私頭悪いんで、まだまだちょっと理解に苦しむ部分はあるんですけれども、先ほどの最初のところでも私も聞いたんですけれども、この支払いのことはどういうふうな形で計上されてくるのかというのを伺いましたんですけれども、まだそれはここには載っておりませんで、私はわかりませんので、どういう形で今度上がってくるんかなというのを先ほどお聞きしたんですけども、前のときにもそれは説明なかったような気がするんですけれども。 ○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) 支払い方法と言いますと、ここの予算でありますように、保育所担当課が教育委員会の方へお支払いすると、契約に基づいてお支払いするということです。今まで費用は直接支弁ということでやっておりました。ですが光熱水費は給食センターの調理場でやってもらう、現実的にやってもらってる中で、光熱水費はみていただいているということです。人件費も保育所の調理師2名が給食センターの方へ、教育委員会が出向して、そちらの方で仕事をしているということで、現実的に費用支弁に関しましては、平成22年3月末まではそれに要した材料費ですね、お米代とかおかず代とか、それの実費を直接事業者の方へ払って、お店屋さんの方へ払うということです。4月から先はあくまでも委託契約に基づいて、教育委員会の方へ払うと。支払い方がそう変わります。今3月末までは、来た請求書に基づいて、その請求ごとのお店さんに払い、4月からは委託契約に基づいて教育委員会の方へお支払いをすると、そういう支払いの方が変わります。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) すみません、大変お疲れのところ2件だけちょっとお伺いしたいと思います。55ページなんですけれども、上からの19節で負担金、補助及び交付金のこの枠の中に書いてないことを質問するなと言われるかもわかりませんですけれども、前年度の予算では健康まちづくり集い実行委員会の補助金として50万円あったものが、今回はありません。これは多分敬老会のかわりに何かをせいという実行委員を立ち上げたんじゃないかなと、ちょっとそんなふうに思うんですけれども、これがなくなった理由を説明してください。この件については二の句質問ありません。このような組織がだんだんなくなっていくことが非常に残念に思います。  そして、61ページですけれども、ここに結核検診委託料とあるんですけれども、これ2万9,000円が計上されております。最近、非常に結核者がふえているということをよく聞くんですけれども、高野町においてはそういった患者さんが少ないですよという意味で2万9,000円なのか。高野町の事情を聞かせていただきたいと思います。最近患者さんがふえているという中で高野町の事情はいかがなもんでしょうか。 ○議長(東久保秀人) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) 御質問の健康づくり実行委員会の予算、50万円、補正予算でも御審議いただいた案件です。一応平成21年度当初、そういう形で住民の皆さんを巻き込んでやろうかということで計画したんですけども、ちょっともう途中で方向転換みたいな形で、1月に冬のウォーキングイベントという形で住民の皆様方、直接こちらの方で声をかけさせていただいて、そういった催しをさせていただきました。  新年度予算にもその関連の予算が入ってるんですけれども、引き続きそういった形で講師をお呼びし、そういった健康づくりのイベント、特にウォーキングということを今後ともテーマにしてやっていきたいなと考えております。したがいまして、平成22年度の当初予算からは実行委員会予算では計上しておりません。  それと結核検診ですけども、過去には年齢関係なく若い子からお年寄りまで全員が対象に結核検診をやっておりました。ただ、何年前かですかね、制度が変わりまして、現在実際に市町村がやっている結核検診というのは、高齢者、たしか65歳以上だと思いますけども、そういった方々に対して結核検診をやっております。  ここに計上している予算ですけども、これは毎年8月ですかね、南山苑さんを利用されている方、例えば特養に入っておられる方、ショートステイに入っておられる方に対して、年1回、集団で、県の方からレントゲンバスを配置していただいて、検診を行っております。  じゃあほかの人は関係ないんかということなんですけども、もともと結核検診というのは肺がんのレントゲン検診って皆さん方もよくお聞きになってると思うんですけども、そのときにも結核の撮影も、ついでというとおかしいんですけども、一緒になされてますので、もし結核所見が出る場合があったら、一応こちらの方で、あとの保健指導、精密検査を受けていっていただくなり、そういった指導はやっております。  現実的に結核患者が出ているのかどうかというのですけども、なかなか私ども集団検診で今まで結核所見が出た方というのは、最近はほとんどないということです。ただし事業所とか、学校とか、ちょこちょこ新聞なんかでも紙上を賑わしているときがあるんですけども、そういった集団感染というのはまだ、高野町では今のところないと思うんですけども、残っているというのが現状です。  以上です。 ○議長(東久保秀人) 8番、﨑山君。 ○8番(﨑山文雄) 了解です。終わります。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。  6番、北岡君。 ○6番(北岡三於) お疲れであろうと思いますが、私も質問を2つほどさせていただきます。66ページと67ページでございます。  まずは66ページですね。15節の工事請負費、これを今日は参りましたら図面を置いてくれております。多分この赤い筋で埋めておられるこの部分であろうと思いますが、21年度、22年度の事業であろうと思います。この事業が21年度、22年度の事業が済めば、この最終埋め立て処分地の工事というのは完了するのか、完了しなければどのような工事が残っておるのか、まずそれをお伺いいたしたいと思います。  それから2つ目の質問でございます。環境対策費ですね、67ページの公共施設エネルギー対策事業。これの事業の中身を答弁願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。 ○環境整備課長(今井俊彦) 3カ年計画で工事を行っておりました最終埋立地ということで、不燃物処理場、現在のごみ焼却場のところですけども、22年度、最終年度となるということで、21年度の繰り越し分、それと22年度の残事業をあわせて工事をするために予算化させていただいております。今の予定では22年度中にすべて完成するということで予算化させていただいております。  あとキャッピングシートとかの関係で少し土の移動の関係であるとか、そういうところで精算した段階での判断になろうかと思いますけど、一応予算化の時点では本年度、22年度で終了するということにしております。  それと、お手元にも太陽光発電の資料を配らさせていただいております。今国の方におきましては、やはり省エネルギーというような観点から、総務省、環境省、それから経済産業省の方におきまして、いろいろな新しいエネルギー、まだ使われてないエネルギーを活用しようということで事業費が持たれておりまして、その中で、県に一括しておりてくるわけなんですけども、手を挙げまして、地域グリーンニューディールという基金を活用した太陽光発電をしてみたいということで、応募して受かったものです。これにつきましては、下水処理場の処理棟の屋上に25キロワットの太陽光発電のパネルを設置するということで計画しております。  この電気につきましては、処理場における電灯関係のものに回すということで、その中でも会館の中の照明器具の一部LED化したり、また高効率の蛍光灯に変えたりとかという形で事業を行いまして、計画としましては年間約13トンぐらいのCO2を削減するということで目標にしております。  高野町で本当に太陽光発電ができるんかどうか、またこの設置したものを活用して町民の皆さんにPRをしていきたいと。太陽光につきましては、都市部より空気が汚れてない関係で少し効率がいいというところの利点もあるというところです。  ただ、高野町の場合は降雪もあったり、雨天のときも多いということなので、計画値的に1年間のデータをもとにコンピュータで地上計算をしたところにおきましては、年間2万5,217キロワットの発電が可能だということになっております。そういう形で、少しこの本庁の受付ロビーのところでも太陽光発電を利用したりしてるものをPRするために、少し掲示板等におきまして、今現在これぐらい発電してるんだと、こんな天気でも発電できるんかというようなところを皆さんに見ていただいて、景観法の問題もありますけども、屋根の上、もしくは斜面等を活用して、そういうものが普及していけばいいかなというふうに思っております。  年間の2万5,217キロワットだと金額にしたらどのくらいだということになってきますと、年間50万程度のものしか金額的には削減できないんですけど、やはり目的としましては、CO2をこの高野山におきましてどのぐらいのものを下げるかということで、これから地球温暖化防止に向けた計画、削減の取り組みなんかも今後つくっていかないといけないので、そのときの資料にさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(東久保秀人) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長します。  6番、北岡君。 ○6番(北岡三於) お二人の説明、本当によくわかりました。これ以上尋ねることもございませんので、これで終わります。ありがとうございました。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑はありませんか。  11番、西辻君。
    ○11番(西辻頼数) 67ページ、ただいま説明もいただいておりました公共施設エネルギー対策事業ということで、県の方へも手を挙げて、早速こういう取り組みができるようになったということで結構なことと思います。  この太陽光ということになりますと、先ほどCO2の関係も言うておられましたが、地域によって日照時間が異なると思います。高野町は日照時間、年平均何時間と見積もっておられて、それだけの利益ということの基礎計算ができておるのか、もしそれをつかんでおられるようでしたら、発表していただきたいと。  また、発電量や日照時間が長い他の地方と高野のような場合と、先ほども天候不順というようなことも言うておられましたが、ロス等は他町に比べて、日照時間が長いところに比べてかなりロスが多いんじゃなかろうかという心配もするわけでございます。  また、この設備において十分、電力として利用されて、以上なものがあるということになれば、宣伝もよくしておられますが、余った電力の買い上げというような制度もあるように報道もされておりますが、そのあたりのことももし把握されているようでございましたら、発表もいただきたいと思います。 ○議長(東久保秀人) 今井環境整備課長。 ○環境整備課長(今井俊彦) 年間365日の日照というと、データ的には今手持ちの資料にはございません。ただ、計算上、コンピュータで365日をはじいた結果ということでいきますと、斜面の日射量、平米当たりのどれぐらいのものが当たるかという計算式では出てきておりまして、大体2キロワット/平米/日掛ける25枚になりますけど、そういう2.18というような形の1日平米当たりの斜面の日射量が出ております。そういうものをもとに年間のものを出して、先ほど言いました2万5,000、217キロワットアワーの電力が可能だということにしております。  あと積雪の問題等もありますので、積雪10センチ雪をかぶった場合に、本当に発電するのかとか、どのぐらいするのかとか、全くしないかとか、そういうデータもこれから必要かなと思います。自分とこの家になる小型のものですと、5センチぐらいの雪であれば、1日太陽を受けたものでぼんやりとした光を放つと。そやから雪があっても少し電力としてはできるパワー、発電するものがあるのかなというふうに思っております。そやからそういうところもきちっとしていきたいなと思います。  一応データ的には365日のうち100日程度雨と雪があるかなというふうに私自身は思っております。 ○議長(東久保秀人) 11番、西辻君。 ○11番(西辻頼数) なるほど結構なことと思いますが、やはりこれは和歌山においても気象庁の資料もあるわけですから、過去何年間の平均であるとか、いろんな積雪の関係であるとか、気候は不順ですけれども、最悪の状態等も踏まえた上で、これだけのことは何とか確保できるんじゃなかろうかというようなことも自身で把握してもらっておく必要があるんじゃないか。ただ思いつきだけのことだけではどうかと、公的施設のこういった資料も貴重なもんであろうと、このように思います。しっかり頑張ってください。 ○議長(東久保秀人) ほかに質疑ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(東久保秀人) お諮りします。  本日の会議はこれで延会したいと思います。  御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(東久保秀人) 御異議なしと認めます。  したがって本日はこれで延会することに決定しました。  本日はこれで延会します。               午後 5時04分 延会...